もはや東銀座の名物といっていい
ナイルレストラン。「ナイル河」のナイルではない。お店のオーナーのお名前なのだ。こんな本も出している。
そして、ナイルレストランの名物といえば、やはり「ムルギーランチ」。席につくとウェイターさんがすかさず、「ムルギーランチ?」と聞いてくる。じっくり煮込んだ骨つきの鶏のもも肉とインド風のさらっとしたカレールー。黄色く色づけされたライスに温野菜。やはりナイルレストランでは素直に(?)これを頼むのがいい。夜でもやっぱりムルギーランチなのだ。
Mizumizuが入ったのは週末。銀座だけあっておのぼりさん風のお客も多い。評判を聞いてやって来たのだろう。ケータイで写真を撮ってる「お仲間」もちらほら。混んでいたが、そんなに待たされることもなく、あっという間に料理が並んだ。
写真の上に写っているのがムルギーランチ。鶏肉はウェイターさんが上手に骨をはずしてくれる。そして、野菜とルーとライスを思いっきり混ぜて食べるのだ。むむむ… ちょっとゲ●のようなので、写真はなしってことで(笑)。しかし、こうやって野菜もカレーも鶏肉もご飯も一緒くたにするとなぜか美味しい。インドカレーらしいスパイスの効かせ方と、鶏肉のエスニックな味付けがクセになる味だ。
写真の下に写っているのはヨーグルトカレー。生っぽいヨーグルトの風味がよく残っている、こちらも正調エスニックなカレーだ。やはり野菜がたくさん入っていて、ルーはさらさら。ヨーグルトと相性のよいトマトの酸味も… 効いているというのか、煮込んでしまってトマトの味は抜けているというべきか(笑)。とにかく、野菜のうまみがルーに溶け出してるのは間違いない。それに、イエローライスにブリーンピースというのが、なんとなく懐かしい絵柄ではないか。
客層は若い男性が多いが、はつらつとした中年女性も多い。50年もの長きにわたり、インドカレーを日本人に、好評のうちに提供しつづけているという事実に頭が下がる。ロケーションがよく、味がよいのはもちろんのこと、お店のオーナーの活発な営業活動の賜物だろうと思う。
一方で、エスニックが苦手な人は全然受けつけないだろうな、という味だ。独特の香りが人によっては臭みに感じるかもしれない。今は大盛況だが、昔の日本人でこれを受けつける人は、なかなかいなかったのではないか。その意味でも、「本場インドの味を紹介してくれた」一代目ナイル氏の決心と信念と努力と忍耐に感謝したい。
最終更新日
2007年07月12日 01時59分13秒