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Mizumizuのライフスタイル・ブログ

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2009.06.13
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もう1つ、できれば乗りたいと思っていたのが、人力車(NYの人力車についての説明は、こちらのブログが詳しいのでどうぞ)。

3輪の自転車タクシーのようなもので、観光スポットやホテルの前などで、客待ちをしているのをよく見かける。

タクシーの運転手は、黒人やヒスパニック系が多いが、人力車のほうは、東欧系の青年がわりに多い。

メトロポリタン美術館から出てホテルに戻るとき、美術館のファサードの大階段を降りながら、タクシーを探し始めたら、ずらっと並んだ人力車が眼に入った。タクシーと人力車と見比べるように視線を泳がせたのに気づいたのか、人力車のドライバーの1人が向こうから大声で呼びかけてきた。

階段を降りながらドライバーを見ると、なかなかのイケメン。まだ毛根が元気だったころのジュード・ロウのよう。

こちらが階段を降りきったところに、人力車から飛び出してきて売り込みを始める。

「どのくらい遠くまで行ってくれるの? それか、セントラルパークのあたりだけ?」
と聞いてみると、
「どこにでも行くよ。どこへ行きたいの?」
「5番街を南下して、44番ストリートまで行きたいんだけど。いくら?」
「渋滞してる時間だから… 30ドルから35ドルぐらいの間かな」

ガイドブックには15ドルぐらいからと書いてあったので、かなりふっかけてる。

「あ~、じゃあ、タクシーにするわ」

タクシーなら、5番街が大渋滞の午後だということを考えても、たぶん15ドルはかからないだろう。

「いくらなら乗ってくれるの?」

毛根が元気だったころのジュード・ロウは、諦めない。

「う~ん…」

首をひねるMizumizu。いくらって言われてもねぇ…

「20ドルでキミがOKしてくれるなら、ボクのほうはいいよ」

いきなり本気モードのダンピング。でも、ま、人間が漕ぐんだし、メトロポリタン美術館からホテルまでは相当距離がある。20ドルなら十分納得できる値段。

積極的で熱心だが、押し付けがましくなく、怪しさもゼロで基本的にまじめそう。商売するなら、こうでなくちゃね。

「じゃ、20ドルね」
と確認して、Mizumizu母の同意を得る。

乗り込むときに、
「学生?」
と聞いたら、
「俳優のためのね」

なんとまぁ、案の定のお答え。

ニューヨーク・アクターズ・スタジオですか?(苦笑)←それしか知らないMizumizu。

どこの学校なのか聞こうとしたところに、Mizumizu母が、

「(あたしゃ)重いわよ」

なんて、日本語で割り込んできたので、話は途切れてしまった。

「え?」

当然、理解できないので聞き返す、毛根が元気だったころのジュード・ロウ。

仕方ないので英語で通訳するMizumizu。相手は苦笑して、「ノー、ノー」と首を振った。それしかリアクションしようがないよね。

で…

人力車というのか、自転車タクシーの乗り心地はというと…

右手にセントラルパークの緑を見ながら、道路の端を走っているときは、風を受けて気分がいい。

でも…

大きな道路で乗るのは、怖いです!

一応、車輪がついてる「クルマ」なので、自動車に交じってフィフス・アヴェニューのど真ん中の車線も走る。そして、自動車よりは身軽な三輪車なので、4輪のクルマとクルマの間をすり抜けていく。

ううッ… あと十数センチで自動車に当たりそう。

一度、すり抜けに怒った、目つきの悪い黒人のタクシー・ドライバーが、クラクション鳴らして、窓あけて、指立てて怒鳴ってきた。

負けずに同じように怒鳴り返す、毛根がまだ元気なころのジュード・ロウ。

あはははは、やっぱニューヨークは、こうでなくちゃね←と、後ろでくつろいでるMizumizu。

しかし、フィフス・アヴェニューとはいえ、あまり路面の舗装がよくない、つまりガタガタなので、ちょっと勢いよくハンドルを切ると、

ううッ… もうちょっとでひっくり返りそう。

ひっくり返ったら、当然、後続のクルマに轢かれるよね…

この手の商売だから、保険なんて入ってないよね?

ある意味、命かけて漕いでる、毛根がまだ元気なころのジュード・ロウ。

客のほうも、ある意味、命かけて乗らないといけません。

Mizumizu「これ、20ドルじゃ、ちょっと安いかな?」
Mizumizu母「だね…」

スリリングなフィフス・アヴェニューの人力車体験は、30分ぐらいで終わった。

いや、十分に堪能。

期待以上に楽しかった。
Mizumizu母のほうは、恐怖で顔がひきつっていたよう。ちょっと年齢に対して、刺激が強すぎたかも?

20ドルをわたし、「これはチップ」と言って、さらに3ドルを紙幣でわたし、ついでにMizumizu弟が余らせた大量のクォーターから「これも使って」と8枚わたして、つまり、全部で25ドル払って、笑顔でお礼を述べて去った。

「お~、ありがとう。じゃ、よい午後を」

とこちらの背中に声をかける、毛根が元気だったころのジュード・ロウ。彼自身はチップをもらう気はさらさらなかったよう。スレたところのない態度が、また好感度高し。

イケメンには気前のいいMizumizu。

これが、イケてないオヤジのうえに、「チップ込みでぇ…」なんて、乗る前に言ってた値段より高く請求してくるホノルルの日系人タクシードライバーだったら、態度が全然違うのだ。

こんなときに限ってカメラの電池がなくなって、人力車写真もドライバーのイケメン君の写真もなし。

惜しいことしちゃった。























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最終更新日  2009.06.17 17:10:44



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