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Mizumizuのライフスタイル・ブログ

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2014.02.26
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キム選手とソトニコワ選手の演技・構成点は、74.50点と74.41点で、0.09点差。

それぞれのコンポーネンツで、複数のジャッジの総意として出てきた得点(1.6の係数をかける前)は、以下のとおり。
         キム   ソトニコワ
スケートの技術  9.21 >   9.18
つなぎのステップ 8.96 =  8.96
演技(パフォーマンス) 9.43 = 9.43
振付  9.39 < 9.50
音楽との調和(解釈) 9.57 > 9.43

これで見ると、スケートの技術と音楽との調和ではキム選手のほうが上、振付ではソトニコワ選手が上。つなぎとパフォーマンスは同レベル…と演技審判が判断したことになる。

スケートの技術と音楽表現では、成熟したスケーターであるキム選手に軍配が上がったが、プログラムのなかでのつなぎは両者に差はなく、パフォーマンスでほぼ同等の評価。あれほど観客を熱狂させてソトニコワ選手のパフォーマンスだが、ジャッジは冷静に、2人のパフォーマンス力に差はないと評価した。そして、振付。これは好みが入るが、今回はジャッジは、ソトニコワのプログラムのほうを評価したようだ。

点差と他のスケーターへの評価をひとまず考えないとして、この2人に対する順位付け(2人のうちのどっちが優れていたか)に、何か「疑惑」があるだろうか?

キム選手は、よく伸びるスケート技術をもち(今回、後半はかなり失速していたが)、深いエッジにのり、緩急のメリハリが見ていて心地よい滑りに、ダイナミックな腕の表現と印象的なポーズを織り交ぜ、大人の女性の演技をした。

ソトニコワ選手は多少荒削りながら、若々しいエネルギーと勢い、ハートをわしづかみにするようなアピール力をもつ直情的でチャーミングな演技をした。

今回、キム選手の演技・構成点が伸びなかった理由として、中庭氏は「言い方は悪いですが、キム・ヨナ選手のプログラムには“スカスカ感"がありました」と述べている。

こちらの記事
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=177&id=2773755

「プログラムの構成が、大きく違いました。ソトニコワは、基礎点で、約4点も違うほど、難易度の高い構成にしています。3連続ジャンプの最後にバランスを崩しましたが、マイナス1からマイナス2という程度の減点で大きな影響を与えるものではありませんでした。言い方は悪いですが、キム・ヨナ選手のプログラムには“スカスカ感”がありました。男子もそうでしたが、女子でも、技術点で勝負がついたと感じました。決して疑惑の判定などではないでしょう。GOEに関しても、ソトニコワ選手のジャンプには高さがありましたし、スピンにおいても、スピードでキム・ヨナ選手のそれを上回っていました。プログラムコンポーネンツ(演技構成点)のソロニコワの得点については、少し高いのかな?とも思いますが、これは許容範囲でしょう」

「スカスカ感」…苦笑…

それは昔からのこと。彼女の欠点はまさにそれだろう。ショートはいいのだが、フリーになると、なにかしら、「技術的には最低限のことしかやっていない」というような物足りなさがある。滑りはなめらかだし、ポーズはピシッと決まって綺麗なので、初見ではインパクトはあるが、何度か見ているうちに淡白さや退屈感を覚える。

もともとの欠点に、さらに拍車がかかったということだろう。

たとえば、フリー終盤に見せたスパイラルのポジション。現在は必須ではないが、多くの女子選手がこの「足あげポーズ」では、大いに美しさを魅せてくれる。ところがキム選手は足をあげたかと思ったらおろしてしまった。「こんなところで体力消耗したくないわ」とでも言わんばかりだ。

点が伸びないと、どうしても演技のマイナス点を指摘しなければならなくなるが、要するにそれは後付の説明だ。これで逆に点が出ていたら、キム選手のもつプラス面を変に強調して説明しなければならなくなる。「圧倒的な差」がついたら、ますます解説者は説明に窮するというものだ。

バンクーバー五輪のとき、本田氏は「これはジャッジが付けた点なので」と何度も繰り返し言っていた。まさにほかに説明のしようがない。だが、今回ソチ五輪での本田氏は、ジャンプと出来栄えの説明もルールに則って明快でわかりやすく、男子シングルフリーでは、チャン選手のフリーが「182点…出ない…と思いますけど…」と点が出る前にかなり正確に予想できていた。

「トータルパッケージ」なんたらで、演技・構成点が変に伸びたり伸びなかったり、自由自在(苦笑)の試合のほうが、よほど「疑惑」があると思うが、どうか。

さて、今回の女子フリーに話を戻して。

0.09点差とはいえ、演技審判団の総意としての評価は、キム選手のほうが上でソトニコワ選手に勝っていた。その差がつかなかったのがおかしいというなら、では何点差だったら「正確」で、「疑惑なし」なのだろうか?

3点差? 5点差? 8点差?

たとえば8点差ならキム選手が金メダル。その場合、もしロシアが「点差は妥当ではない」と言い出したら、逆にそれを論破できるだけの「客観的な論拠」はあるのだろうか? 韓国人審判なら、「8点ではまだ点差は少ない。キム・ヨナは別格で圧倒的な表現力があるから、ジャッジはキム・ヨナの演技を見るだけで光栄なのだ。今回はむしろ低すぎた」ぐらいのことは言うかもしれない。だが、それを客観的に裏付けるだけの証拠は? 

どちらにしても印象という主観をぶつけあうだけの水掛け論になる。

Mizumizuは今回の2人に対するこのジャッジングは、むしろ非常に公平だったと思う(あくまでキム選手とソトニコワ選手に対してだけで、他の選手に対してもそうだったと言っているのではない)。少なくとも金・銀を争う世界トップのアスリートに対する評価では、主観の入る演技・構成点に「順位はつけるが差をつけない」という姿勢のほうが、客観性を重んじる現行のシステムの理念にも適う。

これはバンクーバー五輪に向けて、採点が「狂いだした」ころから、Mizumizuが繰り返し主張してきたことだ。主観点である演技・構成点でジャッジが順位づけをするのは仕方ない。現行システムは、「絶対評価」がタテマエだが、それは机上の空論に過ぎない。現実問題としてジャッジはどうしても、過去の同選手の演技あるいは他の選手の演技と「比較」しなければ評価のしようがない。だから、そこに恣意的操作の入り込みやすい「点差」は、極力つけるべきではないと。

今回はジャッジはそうしたのだ(繰り返すが、あくまでトップ2選手に対してだけだが)。

現行のシステムにおける演技・構成点は、「絶対評価」でジャッジが7.5とか8.25とか、それぞれがバラバラに点をつけているだけに見えるが、実は問題なのは、他の選手との「点差」なのだ。本田氏が団体戦のプルシェンコのショートのあと、点が出る前に、「これが基準になる」「これでわかる」と言っていたと思うが、要するに、そういういこと。有力選手を「基準」にして、それとどれくらい点差をつけていくかというのが重要なのだ。

これがたとえば、キム選手が今シーズン、メジャーな試合に出てきて、何度もソトニコワ選手と対戦し、ソトニコワ選手がいい演技をしてもいつも圧倒的に、たとえば5点とか8点とか演技・構成点で「点差」をつけていたというなら話は別かもしれない。

それならそこで「評判」が作られるから、今回、双方の選手が最高に近い演技をしたのに、点差がつかなかったのはおかしい、と主張することはできるかもしれない。それもこのごろは、絶対評価の理念などかなぐり捨てて、「違う人がジャッジしてるから」で片づけられてしまうが(苦笑)。

だが、ともかく最近の対戦実績があればまだ参考にもなるが、リプニツカヤ選手じゃないが、最近キム選手が出たのはB級大会だけなのだ。となれば、今回いきなり出てきたキム選手への評価が、「キム・ヨナ選手を評価する人」から見て低かったからと言ってクレームをつける根拠にはならないだろう。そもそもソトニコワ選手との点差がわずかだったとはいえ、フリーではトップの演技・構成点をもらっている。世界選手権覇者にふわさしい評価ではないだろうか?

<以下、後日>





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最終更新日  2014.02.27 15:50:20
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