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Mizumizuのライフスタイル・ブログ

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2014.10.04
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政治的な立場から見ると、今回のシングルのメダルは、見事なくらいフィギュア強国の顔が立った結果になった。

カナダは悲願の男子シングルの金メダルは逃したが、オーサーの弟子が金メダルを獲得したことで、「やはりカナダの英雄は優れたコーチだ」ということになった。キム・ヨナだけが金メダルなら、オーサーでなくキム選手が偉大だったということになりかねない。

そして、銀メダルは北米枠(注:もちろん、そんなものはありませんとも! 採点は公平ですから!)からカナダのチャン。4年前ロシアの「皇帝」をコケにしたカナダは、こうして報復された(ことはありませんとも! 採点は公平ですから!)。あれほどジャンプをミスらなければ金だったんですよ。

銅メダルはロシア選手がいなくなった「ヨーロッパ枠」で(注:もちろん、そんなものはありませんとも! 採点は公平ですから!)、スペインに用意されていたが、フェルナンデスのジャンプ回数のルールミスで図らずもデニス・テン選手に行った。今回シングルでアメリカは振るわなかったが、テン選手のコーチはアメリカの名コーチフランク・キャロル。アメリカもかろうじて面目を保った。

しかし、それにしてもデニス・テン選手は素晴らしかった。ジャンプばかりに目が行くが、彼の場合はスピンのレベルを落とさない。四大陸からそうだった。四大陸ではスピンの名手・小塚選手よりよかったほどだ。こうした細かい取りこぼしがないことも、現在の採点システムでは重要なことだ。表現もかつて師事したロシア人コーチが得意なドラマチックな要素と、アメリカ的な品行方正な雰囲気の両方を兼ね備えている気がした。

女子金メダルは、ロシア。言うまでもなく悲願の初五輪金だ。銀はIOC外交を頑張った韓国。銅は3度目の正直のイタリア。北米枠にアメリカ入らなくてごめんね。でも、アイスダンスで金、団体で銅だから、悪くないでしょ? 次の平昌オリンピックでシングル女子優遇するから(注:もちろん、そんなものはありませんとも! 採点は公平ですから!)。

日本女子は、悲願の男子シングルでの金メダルをあげたんだから我慢してね。もうちょっと出来がよかったらメダル分配に入れたけど、ああも自爆しちゃね。「ヨーロッパ枠」が2つになったのは、まあロシア開催だからってことで。実際、コストナーは文句なかったでしょう? 同じ国の2番手・3番手の選手は回転不足厳しく取って落とすのが原則なんで(注:もちろん、そんな原則はありませんとも! 採点は公平ですから!)。なにも日本だけじゃないでしょ、アメリカのワグナーもしっかり厳しく取って落としときましたから。アメリカ・スケート連盟だって金髪美人のグレーシー・ゴールド推しでしょ?

しかし、それにしてもコストナー選手の見事だったこと! まさかショートでいきなりトリプルフリップ+トリプルトゥループを決めてくるとは思わなかった。単独ジャンプも高さ、幅、勢いがあり、まさに「加点のつくジャンプ」。しかも、ルッツとフリップのエッジの踏み分けの正確さときたら! あれほど明確に踏み分けられるトップ選手は彼女だけではないだろうか。リンクを横切っていくだけで(よい意味での)鳥肌が立つような伸びのある滑りのテクニック。さらに観客を引き込もうとする気持ちの充実と余裕。振り付けもシンプルかつ上品で、彼女こそ最も成熟した、大人であることを印象づける工夫がなされていた。彼女は完全にプログラムを自分のものにしていて、ジャンプに入っていく直前まで笑顔だった。あのコストナーがジャンプの直前にまで見せていた笑顔の示す、心の「余裕」が浅田選手にあったら・・・とMizumizuは思ったのだ。

そして、試合後に、「これほどうまく滑ることができたのは初めて」と自身が振り返って語ったソトニコワ選手。勝負を決めたのは、3つの連続ジャンプのセカンドにもってきたトリプルトゥループだ。後半のダブルアクセル+トリプルトゥループのトゥループの見事な「回り切りかた」は本当に素晴らしかった。完全に回り切り余裕をもっておりてきた。

テレビ画面からでも「あっ、これは・・・(回転が足りてない?)」とわかってしまった浅田選手のダブルアクセル+トリプルトゥループとは違う。あのセカンドにもってくる3回転トゥループの「余裕」が浅田選手にあったら・・・と、これまたMizumizuはため息をついたのだ。
<続く>





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最終更新日  2014.10.04 22:56:36
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