ダンナさんの実家は本当に素敵です。お義父さんが骨董品やアンティーク好きであるため、実に味のある陶磁器やカップ、銀・ガラス食器が所狭しと飾られており、囲炉裏や井戸などがあるかと思えば家具はヨーロッパのアンティークものだったり。


しかしお義父さんの趣味は他の家族からは無視されているようで、唯一アンティーク雑貨などに興味を示す私には怒涛のようにひとつひとつの宝物たちについて解説してくださいます。


そんなお義父さんがアンティークのお店を見に行くというので、私も行きたい！とねだって一緒に連れて行ってもらいました。


西洋アンティークのお店であると同時に、台湾茶がミニコース形式で楽しめる茶楽。

好みをいえばそれにあわせたお茶をチョイスしてもらうことも可能。また、オリジナルの日本茶やプーアール茶、紅茶などもリクエストできるドイツ菓子付きミニ講座セットもあります。

写真の台湾茶は１００ｇが５千円だそうです。香りと味が全然違うでしょう、とオーナー。

うーん・・・なるほど・・・よくわからない（正直）。


プーアール茶と高級龍眼蜂蜜をブレンドしたアイスクリームもいただいたのですが、こちらは絶品！嫌味な添加物の味が全くせず、なんとも上品な甘さです。防腐剤が加えられていないため日持ちせず、年に９日間しか食べられないのだとか。


お義父さんはアンティークの電気傘を購入し、ダンナさんは高級アンティークに囲まれて金銭感覚が麻痺している様子。チャンスタイム！私はちゃっかり、ロイヤル・ドルトンのカップとベネチアガラスのペンダントを買ってもらうことに成功しました。好機逃すべからず１。


お義父さんのテンションはそのまま上がり続け、家に帰ってから今まで集めてきたアンティーク雑貨の解説が始まり、私も興味があったのでその話に聞き入り、ついでにねだって銀スプーンとイギリスアンティークの子供用食器とケーキ皿をプレゼントしてもらいました。好機逃すべからず２。


ダンナさん「何時くらいの新幹線で帰る？」

私「これ以上は重くて持てないから、もう帰る。」

ダンナさん「は？」


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