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May 18, 2012
テーマ：モバイルよもやま(4405)
カテゴリ：携帯電話・モバイル
無料で音声通話ができるアプリ・サービスはいくつあるが、その中でもユーザーが急増しているのがネイバージャパンの無料アプリ「ＬＩＮＥ（ライン）」だ。タレントのベッキーを使ったテレビＣＭも流れているので、アプリの名前だけは知っている人が多いだろう。ＬＩＮＥはｉＰｈｏｎｅ用、Ａｎｄｒｏｉｄ用のアプリが用意されており、ユーザー同士で無料通話ができるのが特徴だ。
無料で音声通話ができる理由は、インターネットでのデータ通信を使った音声通話（ＶｏＩＰ）を利用するため。携帯電話のような通話料はかからない。パケット通信料はかかるものの、スマートフォン利用者ならパケット料金定額制に入っているだろうから、追加の料金は発生しないことになる。 気になるのは電話の音質だろう。ＬＩＮＥでは無線ＬＡＮを使うＷｉＦｉ接続だけでなく、通常の３Ｇ回線（ドコモ、ａｕ、ソフトバンクなどの携帯電話サービス）でも、無料の音声電話を利用できる。まずＷｉＦｉの場合は、ネットの接続スピードが速いので、問題なくクリアに通話可能だ。問題は３Ｇ回線の場合だが、筆者が普段使っている感じでは、ほとんどの場所で問題なく音声通話ができている。アンテナマークが一本しか立たないような場所ではさすがにアウトだが、それ以外の場所ではクリアに会話できる。一時的に音声がデジタル特有のモゴモゴする感じになることもあるが、友人同士の会話なら問題のないレベルだ。 同種のサービスとして世界的に使われているスカイプがあるが、スカイプの音声通話では途切れがちの場所でも、ＬＩＮＥなら通話できたこともあった。ただしＬＩＮＥではの音声通話は一対一のみで、スカイプのようなグループ音声通話、テレビ電話機能はない。グループ音声通話やテレビ電話を使いたい場合は、スカイプやＧｏｏｇｌｅ+のハングアウト機能を使ったほうがいいだろう。 ＬＩＮＥでの音声電話は、相手を登録することからスタートする。まずスマートフォンのアドレス帳に登録されている人で、ＬＩＮＥの登録者は自動的に「友だち」に登録される。「友だち」になれば、音声通話やメッセージ（メール）をワンタッチでやり取り可能だ。他に友人を登録する方法としては、 逆にプライバシーを守るために、親しい友人・家族とだけ通話・メールしたい場合は、設定のプライバシー管理機能を使おう。プライバシー管理機能は、１２月上旬に追加された新機能で、友だちの自動追加をオフにする、ＩＤ検索を許可しない、特定のユーザーをブロックするなどの設定ができる。女性ユーザーはプライバシー管理機能を、しっかり設定することをお勧めしたい。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
May 18, 2012 11:23:28 AM
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