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カテゴリ:車・ITS
トヨタ自動車からの採用が決まったとき、フランス人のディディエ・ルロワ氏(57)がヘッドハンターに言われたのは外国人だからあまり出世は望めないということだった。ルロワ氏は4月から世界の半分でトヨタの事業計画と生産、販売という責任を担う。
「まさか、という感じだった」とルロワ専務役員は1998年にトヨタ入社を決めたときのリクルーターの反応を振り返る。ブリュッセルのトヨタ欧州本部でインタビューに応じた同氏は「トヨタに行くのか。日本企業だから、何も任せてもらえないぞ」と言われたと語った。 ◆77年の歴史で初 6月に開かれるトヨタ株主総会は、欧州現地法人社長だったルロワ専務役員を取締役副社長に昇格させる人事について採決する。豊田章男社長をサポートする6人の副社長の1人となることが正式に決定すれば、同社77年の歴史において最も高いランクに登用された外国人となる。世界最大の自動車メーカーの座を守るためドイツのフォルクスワーゲン(VW)と激しいレースを展開するトヨタの新たな進化のシグナルと言える。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
April 6, 2015 06:57:03 PM
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