ピンポイントplus

　普通な生活をおくる中学２年生、鹿目まどかと、その友人さやか
　魔女を倒すために魔法少女になったさやかと、それを見守るまどかの第9話


場面１　退却

　さやかのソウルジェムが砕け、魔女が登場。
　ほむらは魂のぬけたさやかの体を救い上げた。
　そこにほむら登場。ほむらはきょうこに手を差し伸べた。
ほむら
「私から手を離したら、あなたの時間がとまってしまう。気をつけて。」

　ほむらは時間をとめて、魔女の結界からぬけた。


場面２　ほむら、きょうこ、まどか＠線路沿い

　ほむら、さやかの体を抱えるきょうこ、そこにまどかが到着。
　さやかのソウルジェムが壊れ、魔女が生まれた現実をまどかが知る。
　ひざをついて泣き出すまどか。

場面３　まどか、きゅうべえ＠まどかの部屋

　まどか、君はエントロピーっていう言葉をしってるかい。
　簡単にたとえると、たき火で得られる熱エネルギーは木を育てる労力とつりあわないってことさ。エネルギーは形を変換するごとにロスが生じる。宇宙全体のエネルギーは目減りしていく一方なんだ。だから、僕たちは熱力学の法則にしばられないエネルギーを捜し求めてきた。　そうして見つけたのが、魔法少女の魔力だよ・・・
　
まどか
「ばかいわないで・・そんなわけのわからない理由で、まみさんが死んで
　さやかちゃんがあんなめにあって・・あんまりだよ、ひどすぎるよ・・・」

　まどか、いつか君は最高の魔法少女になり、そして最悪の魔女になるだろう・・・
この宇宙のために死んでくれる気になったら、いつでも声をかけて。まってるからね。
　



場面４　きょうこ、きゅうべえ＠きょうこの部屋

　きょうこはさやかの体を自分の部屋へ。
　そこへきゅうべえ登場。さやかのソウルジェムを取り戻す方法はあるのか・・
　前例はないとこたえるきゅうべえだが、きょうこはなんとしてでもさやかを救いたい。

場面５　まどか、きょうこ、魔女さやかのもとへ

　きょうこはまどかを連れて再び魔女さやかの結界へ。
　まどかは、魔女さやかにひたすら語りかけるが、その思いは届かない。
　魔女の攻撃をかわし続けるきょうこだが、限界を感じたらしい。

きょうこ
「一人ぼっちはさびしいもんな。いいよ、一緒にいてやるよ。さやか。」

　あとを追ってきたほむらにまどかを託し、きょうこは自らのソウルジェムを砕いた。

以下、感想・考察
　悲しみに包まれた第９話。さやかときょうこが戦うことになるのかと思いきや
　きょうこは戦いを選びませんでした。
　「まどか＝視聴者目線」で、物語の設定をきゅうべえから直接知り、
　エントロピーとか宇宙とかいきなりいわれてもわかるわけもなく
　さやかが助かってほしいとひたすら祈り続け、
　そして、案の定その期待は裏切られ・・・
　せめてもの救いは、さやかの魂が魔女になりながらも残っていることでしょうか。

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