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カテゴリ:投資・株主総会記事
5月28日10時 今年も曇り空の東京渋谷、セルリアンタワー東急ホテルです。 ドトール・日レスホールディングスの第7回定時株主総会です。 社長から決算報告とあわせて、ドトールのリニューアルに関する説明。羽田空港ジャーマンドックカフェではビールの提供、イオンモール幕張新都心店では犬を連れて来店できるドックカフェスタイル、など紹介がありました。 株主質問は13人から 1-1 消費税導入に伴いコーヒーを20円値上げしたドトールの売り上げの変化は? 客足は95%を想定していたが、実際は98%だった。 1-2 コンビニでコーヒーを売り出した影響は? 一部オフィス街でテイクアウトのコーヒーが減少、それ以外は得に減ってはいない 2. 人材育成をどう考えるか 入社1年目の研修、3年目まではスキルアップ研修、以降は上級管理職研修など 3. シンガポールに15店舗を出店した意図は アジア圏のハブとしてシンガポールを先行。シンガポールのエスニック料理店を買い取ったこともありシンガポールに店舗が多い 4. 五右衛門の料理がおいしくない。株主優待券(=総会のおみやげ)は五右衛門でない券がほしい 売り上げに貢献しているので支持されていると考えている。 ドトールはフランチャイズが多いが、五右衛門は直営なので券は五右衛門のほうがいいと判断 5. 消費増税前にコーヒーチケットを買ったら、その後チケットを値下げしていた。その上、増税後はチケットに差額を支払わなければいけなくなった 次の増税にむけては電子マネー導入、プリペイドカード導入などを検討中。 6. リーマンショック前の株価に戻っていない。社員教育と、配当性向(=利回りののことを言いたいらしい)が低いことが原因では 店の魅力、商品の魅力、人の魅力を社員教育している。安定した配当性向にしているが、今期は増配できるように努力する。 7. 全席禁煙の店を増やして欲しい。 36店舗で分煙できていないが、今後閉店予定または、狭いために分煙できない。新規出店の際には環境に配慮。 8. ドトールの利益率が日レスよりも低い 日レスは直営展開で高収益。ドトールはコンビニ卸売りの価格競争の影響と、加盟店のフランチャイズ収入の影響で低い。 9. 株主優待を店舗の利用権にしてほしい (現在はコーヒー豆など) 利便性を含め喜んでもらえるように検討 10. 店舗リニューアルはどれくらいするのか フランチャイズは現在181店舗実施。今後も全店リニューアル予定で継続中 11. 有利子負債を0にはできないのか 今期で完全返済予定 12. 役員にもっと店舗に足を運んで現場をみてほしい 貴重なご意見ありがとうございました。 13. 食料品に対するコンプライアンスは 食品偽装表示のないように原産地調査を実施。工場ではISO9001を取得、内部および外部監査を実施 総会開始前に1人の年配男性が最前列で騒ぎ出し、総会開始後に数名の係員に促されて退席していました。 ホールのおよそ1500席がほぼ満席で別室の第2会場、第3会場まで席が埋まっていました。総会終了は11:20頃。総会場脇には今年も冷水サービス。暑かったせいもあり、総会前もあとも水を求める列ができていました。 総会のお土産 ・東京ぼーの(ドトール・日レスがつくっているお菓子)756円 ・ドトール レアルコーヒー 280g 150円 ・五右衛門500円引券 2枚 ■ 過去の株主総会記事 2013 株主総会 ドトール・日レスホールディングス ※ トラックバック設定がなくなりました。 記事URLをのせてコメントいただけるとリンクが入りますのでお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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