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ここ数日投資家の間ではアキュセラという株が話題になっている。今回はこれについて解説をしてみたい。 あきゅせら?きいたことないよ 投資家でなければ国内できかれることはほとんどない。アキュセラは2002年にアメリカでできた企業、ただ創業者は日本人で、株式も2014年に日本で東証マザーズに上場した。創業者は眼科専門の研究者で、さまざまな眼の病気治療に関する研究がつづけられている。 そのアキュセラという会社の株が5月25日に7700円という最高値をつけたあと、6日間連続でストップ安となり、6月3日は1042円で取引を終了した。わずか1週間で高値の7分の1にまで下がったことになる。 いったい何があったの? 加齢黄斑変性の治療薬「エミクススタト」を臨床試験の段階まできていたのだが、効果が見られず、薬としての信憑性に問題がでてしまったという発表が出たことが原因らしい。薬が成功して認可されれば、そこから見込める利益もかなり大きかったものだっただけに、投資家が売り注文を多く出した、ということ。 おまけに、発表された5月26日の前日から株価が大きくさげたことから、情報を事前に知っていた関係者によるインサイダー取引の疑いもかかっているとか。 値動きの大きい注目株として一部デイトレーダーや個人投資家の人気もあったようだが、これこそが株の怖さ。判断を誤ると大変なことになると、気にとめておく必要がありそうだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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