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カテゴリ:投資・株主総会記事
この1週間、日本が、というか世界がポケモンにわきました。 アメリカなどで先行配信されていたスマートフォン向けアプリ「ポケモンGO」が7月22日についに日本でも配信開始。直後からつながりにくくなるくらいの状況になり、街は早速ポケモン探しを始めるポケモンハンター?ポケモントレーナー?の姿であふれました。配信開始とあり、株価も大きく動き、7月20日には売買代金が7323億円を超えて、東京証券取引所では1つの銘柄の過去最高となったことも話題となりました。各ニュースでも取り上げられ、政府の記者会見でも話題にのぼることに。 任天堂だけでなく、ポケモンにからんだいろいろな銘柄の株価も急騰、ポケノミクスという言葉まで誕生しました。 さて、そんな7月22日の夜、任天堂から「『Pokémon GO』の配信による当社の連結業績予想への影響について」という資料がだされ、これについてもいろいろと憶測が広がっている。 どういうことなの? 簡単に内容をまとめると ・任天堂が株式会社ポケモンの議決権ベースで32%分の株を保有していて、ポケモンに関する権利は株式会社ポケモンが持っている ・任天堂はアプリに連動する『Pokémon GO Plus』という周辺機器を販売予定で、すでに次年度の業績予想に含んでいる という2点だ。 それって結局? この発表は、おそらく今回の騒動で任天堂にいろいろなところから質問がとんだから、見解としひとまずだしたということだろう。実際、それ以前から推測されている内容とほとんどかわらず、核心部分はまったく回答していない。 ポケモンは任天堂ではなく、「株式会社ポケモン」が出しているということも昔から知られていることではある。 ただ、1つポイントがあるとすれば発表された文面の最後に「今後、業績予想の修正が必要になった場合には、適時開示を行います」とあることだ。今は7~9月の第2四半期中で業績予想がたてにくい段階だからすぐにはなんともいえないということだろう。でも、あえてこうかかれているということは、業績予想を修正する可能性が十分にあるとみることもできる。 まだまだ目がはなせないね。あ、歩くときはスマホから目をはなさないとね。 ■過去のニンテンドー記事 2015. 3.18 【ニュース】任天堂とDeNAが業務資本提携、ついにマリオがスマホの世界へ 2016. 6.29 2016 株主総会 任天堂 (ニンテンドー) 2016. 7.14 【ニュース】スマホアプリ「ポケモンGO」が世界で人気、任天堂株価急騰 【送料無料】ニンテンドー3DS フレアレッド お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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