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６月１５日　木曜日１０時　
曇り空でかなり蒸し暑い横浜
昨年までのみなとみらいとは場所をかえて横浜のコーエーテクモゲームス本社ビルで
コーエーテクモホールディングスの株主総会です。
　

※写真は本社ビルに併設されているコーエーテクモ直営ライブハウス型ホール「KT Zepp Yokoama」
開業以来の累計観客動員50万人突破と高稼働。

　コーエーテクモは2009年にゲーム会社のコーエーとテクモが経営統合して誕生。
コーエーは「信長の野望」「三国志」をはじめとする歴史ゲーム
テクモは「モンスターファーム」など
さらに「アトリエ」シリーズを展開するガストを子会社化。
コーエーテクモならではのゲームが特徴
近年は任天堂のファイアエムブレムシリーズも開発。

　はじめに襟川社長から挨拶と
　こちらも毎年おなじみコーエーテクモのイベント司会をつとめる天野唯（あまのゆい）さんから事業報告の説明がありました。
　2023年夏に「ライザのアトリエ」テレビアニメ化など

　その後、襟川社長より議案の説明。
　ゲームタイトルに関する質問は総会後の事業説明会で、と案内。

株主質問は7人（8件）

１　配当総額はそのままでいいが、年１回を年２回にわけてほしい
　毎年検討はしているが、ゲームは発売してみないと業績がよめないので
　最終利益が確定してから配当をきめている。

２－１　場所が本社に変わったが、建物内がわかりにくいので非常口の説明がほしい　
　次回から案内する

２－２　営業外費用で139億円の損失があるが、説明を。　
　金融環境が厳しく、債権購入後損失を出した。今後中長期安定性健全性を見極めて改善する。

３　新規ＩＰのマルチプラットフォーム戦略について、ゲームＰＣの評価が低い　　
　家庭用ゲームのゲームＰＣに対しての最適化は後手にまわっていた。今期は社内ルールを定めてすすめる

４　林社外取締役の就任１年だが、ここまでの感想を。
　※林社外取締役・・・元横浜市長。2022年より社外取締役就任　　
　(林取締役本人より）ゲームソフトは初めて。家で練習している。人生に新しい道が開けた。

５　「三国志覇道」でプレイ中に不適発言をするユーザーがいて放置されている。
　事業説明会の冒頭で回答する

６　日本市場はバブル後最高値だが、コーエーテクモは横ばい　
　業績をあげて成長性を高めることでアピールする。
　世界ナンバーワンのデジタルエンタテイメントカンパニーを目指す。

７　優待を年２回にしてほしい
　配当とあわせて業績に安定性がみえれば検討

８　株式分割を行ったあと、結果どうだったという評価など翌年するようにしてほしい
　今後の参考にする

９－１　2025年3月期にパッケージ500万クラスのタイトルをつくる目標だが、どのようにつくるか
　このあとの説明会で

９－２　阪口取締役が退任するが、これまでの活躍と、本人挨拶を　
　（社長より）2009年にコーエーテクモ統合時のテクモ社長
　コーエーテクモウェーブでパチンコ、パチスロ、業務用ゲーム
　役員定年があるが、これまで定年延長をしていた。
　（その後、阪口取締役より挨拶）

１１　株主優待について、プレミアム版タイトルにも対応してほしい
　なるべく対象を広げられるよう努力する

　議案の採決があり、10:50～11:10休憩
　その後、同じ場所で事業説明会。引き続き司会の天野さんはじめ同じメンバー

浅野専務より業績の説明
　利益の50%を株主還元、残り50%を設備投資等内部留保
　4～5年の運転資金を確保、経常利益500億円を目指す。
襟川社長よりタイトルの売上に関する説明
鯉沼副社長より主要タイトルの説明

その後映像紹介
・信長の野望新生withパワーアップキット（PS4,スイッチ）
・信長の野望覇道（アンドロイド）
・三国志覇道
・ウイニングポスト１０（PS5,PS4,スイッチ）
・ワイルドハーツ
・Fate サムライレムナント
・ドラゴンクエストチャンピオンズ
・ウォーロン
・Rise of the Ronin
・ライザのアトリエ３
・ブルーリフレクション
・金色のコルダ　スターライトオーケストラ
・アンジェリークルミナス　2022.10ライブイベント
・信長の野望　出陣（アンドロイド　GPSを用いた位置情報ゲーム）

質疑応答の前に、株主総会時に質問に回答
５　「三国志覇道」でプレイ中に不適発言をするユーザーがいて放置されている。
　不適切な発言をしたユーザーに対し何度か指摘したが続けるためアカウント停止
　また、レジェントレア発表の生放送中にチャットで不評がたくさんあったのを確認。
　停滞気味だったので、新しいものを出した。
　まだ強さは披露していない段階。これから様子をみる。

９－１　パッケージ500万クラスのタイトルをつくる目標だが、どのようにつくるか
　プランナープログラマー100人、サウンドシナリオ200人、他デバックチーム
　繁忙期で300人くらいだが、常時同じ人数ではなく、効率的にわりあてる。
　200万本級タイトルはその半分くらい。
　少なくても、たくさん売れるタイトルもある。

その後、質問
・バディミッションボンドのキャラクターグッズに対する要望
・ルビーパーティブランドで宝塚とタイアップとかもできるか
・コーエーテクモがR1グランプリのメインスポンサーになったが今後は？
など、質問がありました。
女性の質問者が多めな印象。

12時15分頃終了。出席者が90人くらいでした。

総会のお土産（会場内の席におかれていました）

　 YUJIAJIKIの焼き菓子３個セット×2箱　（800円×2）
 　ハバリーズナチュラルウォーター　330mL　(200円）
　


■過去の株主総会記事

　2022.6.16　​2022 株主総会 コーエーテクモホールディングス