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2008.07.18
テーマ：愛しき人へ(908)
カテゴリ：できごと
去る７月１５日、母が還暦を迎えました。 娘のわたしが言うのもナンですが、とても６０歳には見えない ２人の孫を持つおばあちゃんです（笑）。
１５日は平日だったので、この前の日曜日にプレゼントを持って ひょっこり（連絡もせずに）行きました。 まさやんは釣りに出かけていたので、“わたし一人でも、ま、いっか”と ひとりでの行動。
還暦なので、本当ならもっと豪華なものを贈りたかったのですが、 今の我が家の暮らしではそれは無理で、 花や植物を愛する母にはやはり・・と思い、花屋さんに寄りました。 今の時期は「花」はショーケース（冷房の中）に切り花があるだけで、 店内には鉢植えの観葉植物が多く置いてありました。 そこで、“実家には無かったな・・”と自分の記憶を頼りに 『カラテア』という観葉植物を選びました。
男性の店員さんが、こんなにもセンス良く、ラッピングしてくれました(＾＾)v
携帯のカメラでなんとか写しました(A＾＾；) 葉色は落ち着いたグリーンで、可愛らしい模様があります（*＾-＾*）
弟夫婦からは福井県の塗り箸を、妹夫婦からは電子辞書をもらうと 母は言っていました。 弟夫婦は東京在住で、それぞれが一流企業に勤めているので 裕福なんです（まだ子供もいませんし）。 なので、母も「プレゼントは何がいい？」と訊かれて、 高価な塗り箸を希望したそうです。 妹夫婦は子供が２人いて、家のローンもあるので、 「予算は１万円ね。」と言われていたそうです。
夜になって、母からうちに電話がありました。 弟や妹たちからのプレゼントよりも、 わたしが届けたカラテアがいちばん嬉しかったと言うのです。 母は、わたしが今苦労していることをよくわかっています。 なので、「精神的にも金銭的にも大変なのにプレゼントを持ってきてくれて その気持ちが本当にうれしい。プレゼントは金額じゃないよ。 だから、引け目を感じることはないから。」と言いました。
母も、統合失調症の父と異常人格のおじいちゃん（実父）との暮らしで とても苦労しています。 飼い猫の「愛ちゃん」や、花や植物が母の癒しになっています。 今は母の愚痴をしっかり聞いてあげる余裕もなく、 親孝行もできていませんが、いつかまさやんが良くなったら 恩返しをしたいと思っています。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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