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2011.08.02
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カテゴリ:本馬鹿
ウォッチメイカー

帯タタキに釣られて買った

「ウォッチメイカー」

しおり代わりに挟んでたレシートの日付が4月20日になってるから

3ヶ月以上かかって読み終えたことになるね。

捜査チームの個々のメンバー、

そしてウォッチメイカー側のメンバー、そして被害者。

それぞれの心理描写をきっちりやるのはいいんだけど

さすがに中盤で飽きてくる。

それが3ヶ月以上かかった大きな理由。

ところが下巻の半ば辺りから物語が急展開。

(ちょうど大阪に行く新幹線に乗ってた頃)

「え? じゃ、そもそも『ウォッチメイカー事件』ってなんなのよ?」

ってところから捜査チームと犯人チーム。

そして作者と読者の怒涛の裏のかき合い。



「あれ・・・? これどこかで・・・」


明智小五郎VS二十面相だ!


「残念だったね二重面相、こうなることを予想して云々・・・」

「さすがだな明智君、しかし私も君がそうすることは分かっていた云々・・・」

「なかなかやるな二十面相、だが・・・(エンドレス)」

・・・みたいな?^^;


ただ捜査側のエースの一人

キャサリン・ダンスの能力が無敵すぎ。

捜査が行き詰ると、たいていダンスが状況を打開する。

便利すぎて、ちょっと冷める。



巻末の解説が児玉清さんだった。

ちょっとハッとした。

読み始めた頃はまだ亡くなってなかったのよね。



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Last updated  2011.08.03 00:40:00
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