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もぐら4311の日記 [全1097件]
午前中、陽射しは弱いが風は爽やか。 雨後の筍というけれど、雨も降らないのに竹がにょきにょき。 腰を屈めた状態で片端からじょきじょき切ってまわった。 ついでにオガタマの木もかなり思い切ってチョキチョキ。 これでサッパリしたと家に入ろうと踵を返しかけて 目の端にチラと見えたのは、ん? あれはなんだ? 垂直に伸びた枝の上部を今切ったばかりなのだが、その切り口 の直ぐ下にぽっこり膨らんでいる濃緑と黒の迷彩色。兵士が 着ている迷彩服、といっても実物は見た事は無いのだが、あれ そっくりである。保護色といえばそれまでだけれど、これは やっぱり迷彩色の方がぴったり。 よく観ると蛙が垂直の枝に両手両足でしっかりしがみついている。 ちょっと前まではその上に枝葉があって己が姿を隠してくれて いたものを突然切り取られて、そりゃあ吃驚しただろうけど 普通蛙ってもっと平らな面に置物を置いたように居るもんじゃ ないの? こっちだって吃驚しましたよ。 毎年見る雨蛙は、も少し小さくてペンキ塗りたてのように ヌメーッと黄緑が鮮やかだけど今日のはちょっと大きくて 艶はないしやっぱりジャングルに身を隠している迷彩蛙と 言いたい。 でも、ほんとは何蛙なんだろう。
4月の初め頃、ホームセンターで金環日食用眼鏡を見つけ面白そうだと 衝動買いしたのだった。それがテレビで日食の話題が過熱し始めると それに反比例するように私の気持ちは萎えてゆき何となく引き出しに しまった眼鏡を出しそびれていた。 テレビの画面に太陽が欠けていく様が刻々と写し出されていく 「折角だから観てみようかな」声に出して自身に勢いをつけ眼鏡をだした。 7時20分外へ出てみる、天気が良くてよかった。 外に出てみると何だか妙に静かな様子、いつもこの時間だとそろそろ 登校する子供達の声が聞えるんじゃないかなあ。 太陽を見る。意外に小さいけれどはっきり欠けているのが見える。 人っ子一人通らない、と道路に出て見上げていると角から犬に引かれて 顔見知りの奥さんが出てきた。 「あ、見えます?」 「大分欠けてますよ、観ます?」 「あらぁ、綺麗にみえますねえ」 夫はまだ食事をしていた。テレビでは何処だかの島の子供達が 天気が悪くて楽しみにしていた観測が出来なくて…などとやっている。 それからはっと気が付いてもう一度出てみると太陽が環になる寸前だった。 辺りがそこはかとなく暗い。うす曇の暗さとは違う。気のせいか何処となく 不気味な暗さである。 観ていると意外に早い速度で環になった。おお!これが金環日食か! 一応夫にも声をかけてみた。「環になりましたよ。観ます?」「ああ」 杖をついて出てくるのに少し時間がかかり夫が観たときは環の一部が 既に切れていた。この辺りで太陽の環が見られたのは平安時代以来だとか、 それにしても何日も前から大騒ぎしていた天体ショーはなんとも あっけなく終わってしまった。 8時10分家を出、透析の病院にむかう。 街にはいつもの喧騒が始まっていた。
ドアを開けると高校野球の歓声がわっと押し寄せてきた。 「あら、もうベストエイトがきまるんですか」 「うん」 再び夫の後ろを通るとき「見送り三振!」のアナウンサーの声。 何にでも引っかかる私「三振のシンは振るという字ですよねえ。 見送って振らなかったのに三振というのは変じゃないかしら?」 「うん」私の声が聞えていて聞いていないらしい。 「これもやっぱり正岡子規の翻訳なのかなあ…」 「うん」 やっぱり聞いていないようだ。 足首のあたりがひやひやと冷えるが陽射しは柔らかく暖かい。 洗濯物も気持ちよく乾いた。 三重高校は敗れたらしい。
夫が高校野球を観ています。今日の甲子園はいかにも寒そう。 こちらは昨夜の雨はすっかり上がり適度な風と陽射しが気持ちの良い 一日となりました。 夜の9時頃、娘が今は使われていない元の居間で何やら探し物を始め、 その内私の手を取って連れて行き何やらを探し出せ、と訴えるのですが 娘の求めることは大抵解るつもりの私にもこう唐突な要求はわかりません。 言葉の無いということは哀しいことです。 すったもんだしている内に二人のボルテージはどんどん上がり爆発寸前に 娘が別の部屋から灰皿を見つけてきました。シュルシュルと回るあれです。 夫がタバコをやめてからもう何年も経ちます。 これでやっと理解しました。昼間私が梅干を食べました。娘は昔から 梅干の種に拘りがあり苦手でした。見るのも怖い(?)ようで、 そういえばあの頃灰皿にシュルシュルして隠してやったものでした。 娘は昼間私が梅干の種を台所のゴミ袋に捨てたのを突然思い出し 気になりだしたらしいのです。それからが大変で、 幸い土曜日がゴミの日なので袋の中身は少ないのですがほとんど生ゴミです。 その中から梅干の種二個、やっと見つけて拾い出しました。 それからシュルシュルやって元あった部屋に戻してくると さっさとベッドに入りじき寝息をたて始めました。 その穏やかな寝顔を見ていたら可笑しくなってしまい笑いの発作みたいに 暫く笑いが止まりませんでした。夫の寝室から咳払いが聞えるまで。 久し振りの娘の「梅干の種騒動」でした。
昨年定期点検時フロントガラス(助手席の前)に2,3ミリの 傷が見つかり、車検は通らないとか何とか言われたけれど 12月の車検では何も言われず、私もすっかり忘れていたら 先達ての大雪のとき、気が付けば傷から左右に8センチと 12センチ、ピーっと割れ目が走っていた。ヤ!ヤ!これは・・・ 翌々日には12センチが22センチに。(ちゃんと計ったんだから) 取り敢えず電話で相談。 車両保険を使ってもフロントガラスの場合は等級は下がらない んだとか。「このまま次の車検までほおっておくというのはどう かしら?」と半分冗談で言ったら「その割れ目、端まで走りますよ」 と真面目に言われてしまった。 昨日今日と暖かい。 一昨日、月一回のケアマネさんの訪問とあって久し振りに庭に出て 花を探した。椿が咲いているだろうと期待してたのにまだ硬い蕾。 かわりに蝋梅が木のてっぺん辺りだけに咲いていた。 高枝鋏で苦労して切り落とし玄関に活けたら、それからは 玄関の戸を開ける度にふわぁっと春の香り。 今年はことのほか暖かい春が待たれるがまだ余寒があるらしい。
そのトンネルに続く道を行くとき “分け入っても分け入っても青い山” がいつも口をついて出る。ゆるい坂道を山の中に分け入って行くような。 トンネルの入り口近くが大きくカーブしていて最近そのあたりで 何ができるのか工事が始まっている。 私が出かけるときは反対側からトンネルに入るのだが、ぬけるとすぐ 工事用車両の出入りを誘導する旗振りの警備員が一人立っている。 先週まで寒かった。 着膨れた警備のオジサンが一人風に吹かれてじっと立っている。 雪の日も積もった雪の中に立っていた。雨の日も立っている。 そこを通る度に「じっと立っているのは寒いよね」とつい呟いてしまう。 足が冷たいだろうな。 低いけれど山に囲まれていて晴れた日でも陽がさすのは 2時間もないのではないかと思われる場所だもの。 昨日あたりから少し暖かくなってきて、今日はかなり楽だった。 今日は火曜日、トンネルは通らなかったけどあのオジサン、 今日は少し細身になって立っていたんじゃないだろうか。 このあたりでは国府宮の裸祭り(今年は2月4日)の頃が 一番寒いと言われている。 春はそこまできているよ。
朝8時、娘といつものドライブに出かける。 昨夜は一晩中雨音がしていたが今は止んで、時々薄日も 射したりし始め、雨にぬれた雑木の山々はその重なった あたりから靄が立ち込め、さながら一幅の水墨画を見るよう。 「○子、山がきれいだねぇ。」 娘は聞いているのかいないのか、最近はまっているらしい 〈コンドルが行く〉を彼女バージョンでハミングしている。 穏やかないい顔をしているな、と思う。 最近の娘は拘りがひどくて先生達を手こずらせている。 以前は「○子ちゃんは何をやってもあの笑顔をみたら 許せちゃいますよねえ」とか「次は何に拘るだろう、と私達 楽しんでるところもあるんですよ」などと言われていたのに 最近はとんと聞かれなくなってしまった。無理もないけど。 夜、固定電話が鳴るとドキッとする。それが学園からだと 一瞬で緊張の塊と化す。 今日のような顔で穏やかに一生を送って欲しいと 親の気持ちは欲張りだ。一番難しそうなことだもの。 娘よ!せめて今日一日のんきに過ごそうよ!アイスでも食べながら。 |一覧| |
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