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カテゴリ:ブルシット時事・国際関係学
産経Web
中国、安倍首相を批判 EUの対中武器禁輸で 中国外務省の劉建超報道局長は11日の定例記者会見で、安倍晋三首相が9日の日英首脳会談で、欧州連合(EU)が検討している対中武器禁輸解除に反対する考えを表明したことについて「関係国はEUの武器禁輸解除を邪魔するような行為をやめるべきだ」と批判した。 劉報道局長は、安倍首相が禁輸解除について「東アジアの安全保障環境に影響を及ぼす」と指摘したことに関し「道理もなければ、説得力もない」と反論。「中日双方は両国関係の継続発展へ努力すべきで、その反対に向かうべきではない」と牽制(けんせい)した。 またEUに対しては「中国への政治的差別をやめ、歴史の潮流に従い早急に禁輸解除を決断するよう要求する」と呼びかけた。 中国が露骨に「ぶうぶう」言うのだから、これは成功しているんだろうな(笑)。他国の嫌がることをやるのが外交ともいう。 一つだけ付け加えると、軍事かそうでないかの区別は難しい。というか実質、無意味。あからさまな武器の売買は禁止できても、民間技術には十分軍事に応用できるものが多くある。そうした技術が中国へ移転することまでは防止できないだろう。これからの課題。 ★ 安倍外交は首相就任以来、面白い動きをしているね。日本の首相は大抵、まずワシントンを訪問したがるのだが(外務省の意向として)。安倍首相はまず中国、韓国を訪問、つづいて今回のEUとなった。米国軽視というわけではなく、日米関係が安定している故、可能なのだろう。 それからNATO本部を日本の首相として初めて訪問することになったという。ヘラルド・トリビューンの記事↓ Abe becomes first Japanese premier to visit NATO これまでEUとの外交関係は主に通商、経済面が主体だった。今回は対テロや安全保障問題も加えた分野が話し合われたらしい。日欧「戦略的パートナー」という表現が繰り返されているのが印象的。 同じころ麻生外相は、 東欧を歴訪中の麻生太郎外相は11日夜(日本時間12日未明)、ハンガリーのゲンツ外相とブダペスト市内の外務省で会談した。日本の外相のハンガリー訪問は河野洋平外相以来12年ぶり。また、麻生外相はアジアから東欧までのユーラシア大陸の各国が民主化を進めれば支援を行うとした「自由と繁栄の弧」構想について説明。ゲンツ外相は「日本の価値に重きを置いた外交を高く評価する」と述べた。両外相はアフガニスタン支援を今後も両国が積極的に進めていくことでも一致した。 麻生ドクトリン全開だ♪ この後、ブルガリアにも訪問。 なんか日本外交も変わったね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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