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カテゴリ:ブルシット時事・国際関係学
アサヒ・コムより 「はだしのゲン」のタイ語訳完成 タイ女性、10年かけ 広島で被爆した少年がたくましく生きる姿を描いた漫画「はだしのゲン」のタイ語訳が完成した。タイ人女性が刊行を決意してから10年。全10巻が31日までに書店に並んだ。副読本に使いたいという学校関係者からの問い合わせも相次いでいるという。(以下略。元記事はここ) 「はだゲン」のフィンランド語版をヘルシンキで見かけたが、売れてるのか。そろばん勘定でいって、タイ語版がまだ出てなかったのがむしろ意外だった。 広島の公立校だと、大抵どこの図書館や各教室にさえ「はだゲン」が置いてあったが今はどうか知らない。僕の読み方だと、反戦マンガというより、原爆投下後の悲惨な状況下でもたくましく生きた人々のストーリに近い。特に全巻を通じたメッセージはそちらの方が大きいと思う。1~2巻(原爆投下まで)あたりのインパクトが強すぎる。 そういや、アニメ『ホタルの墓』って意外とこちらで知られている。うちのフラットメイトは二人共に「いい作品だ!」という感想を述べてた。ちなみに一人は中国人なんだけど(苦笑)。うーん、プロパガンダで言うと、アニメも使えるな。 戦争モノ作品って実は好きじゃないんだよね。「硫黄島からの手紙」も評価が高いが、積極的に見ようという気にならない。総じて暗いし、やたら話が長いから(笑)。戦争が悲惨なのは十分わかっとるのに、それでも衝撃映像をただひたすら見せられるのは、もう退屈。新しい切り口はないだろうか。 戦時や社会不安時でのヒューマニズムを描いた作品だとやはりイタリアの映画がいい。ニューシネマパラダイス、ライフ・イズ・ビューティフル(ちょっと話を作りすぎの感もあるが・・)、イル・ポスティーノなどが好き。どれも直接、戦争などが表には出てこないけど。 はだゲンの一コマ まあこいつらのDNAは半世紀やそこらじゃ変わらんだろ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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