カテゴリ:ガンプラ関係
今回は、やたらメジャーネタで、1/144HGストライクフリーダムを取り上げます。
バンダイ 1/144 HG ストライクフリーダムガンダム 定価 1680円 機動戦士ガンダムSEED DESTINY HG 1/144 ストライクフリーダムガンダム 840 円 T.J GrosNet楽天市場店 えー、まあ、この1/144HGストフリですが、バンダイ大見得切って大量出荷したのはいいけど、見事に大コケして余りまくりだったなあ。模型店にとっては、SEEDガンプラブーム終焉を象徴するキットに見えます(苦笑)。 まあ、それでも、全く駄目だったZガンダムのHGUCシリーズよりは、はるかにまだSEED系の方が売れるんだけど。 このキット、どうも巷での評判があまり良くないみたいで、確かにあんましカッコ良く見えませんねえ。 ただ、「大河原氏の設定通りだからカッコ良くない」と言うのは嘘で、このキットは、実は大河原稿とは全然似てない。このキットに関しては、バンダイ設計側が、設定画をきちんと読み取れていないです。 その辺は、同じように設定画準拠でも上手く設定画を読み取れているデスティニーガンダムのキットとは違う。模型誌でたまにバンダイ設計陣が語る「設定画通りに作ったからカッコ悪くなった」と言うのは単なる言い訳で、あまり信じない方が良いです。 と言う訳で、このHG1/144は、細かく言うとかなり改修が必要みたいで、本格的にやると胴体全部新造、腕新造、ドラグーン新造、、、、、とかとんでもない事になりそうなのですが。 しかし、幸い、数点直すだけで見違えるように良くなる箇所があるので、今回はそこを解説します。 先ず、このキット最大の欠点は、何と言ってもこの顔。なんとも目つきが悪く、悪役のよーです。 これは、眼の上のひさし部分が張り出して眼にかぶさっているため。 あと、アンテナ基部の形状が全く設定と異なる。 で、整形手術した写真がこれ。 張り出したひさし部分を削って、眼が正面から見える様に整形します。また、頬の左右にある、設定ではグレーの部分のモールドの面積を削って小さくする。 アンテナはシャープに加工するのは勿論、基部の赤い部分がキットでは大きすぎて形も三角形なので、一回り削って小型化し、形は五角形に修正。赤い部分を小型化するのにあわせて、基部の黄色い部分も削って修正します。 この辺の形状は、1/144HGキットのボックスアートが非常に参考になります。 アンテナ自体の長さもキットはちょっと長すぎるので、下側の二本は多少切り詰めた方がすっきりします。 また、このキットは腰のレールガンが、可動のため基部にスキマが空いてみっともないので、可動パーツを加工して調節。 写真の向かって左側が加工した状態で、右側がキットのまま。 可動パーツの中心にあるスライド穴を、外側に向かって広げ、レールガン基部を深く押し込める様にします。また、そうすると可動パーツの内側の端が中央でぶつかるので、その部分を切り詰めます。 加工した、向かって左側のレールガンの基部が腰にぴったり付いているのが判るかな? なお、この加工をすると、レールガン基部と、ヒンジやライフル接続部が干渉するので、現物合わせで削って調節する必要があります。 あと、キットのままだと、ビームライフルを腰に付けた時に胴体と干渉しやすく、またカッコ悪いので、取り付け基部を3mmほど後方にずらします。 以上、ワンポイント改修終了。胴体部分などは全くいじっていません。 頭部をいじっただけで、かなり印象が変わります。あと、腰のレールガン基部を修正すると、腰周りがしまってスマートに見える様になります。 実は、このキットは、基本的には結構スマートなスタイルなので。胴体はむしろちょっと貧弱過ぎる位で、決して太すぎる体形では無いです。 ガンプラは、手足の切った張ったなどの大改造をしなくとも、各部のパーツの位置を調整するだけでがらっと印象が変わる事が多い。模型誌の記事の様に、やみくもに手足を延長するだけがやり方じゃないです。 別キットの飾り台にセットして一斉射撃ポーズ。こうすれば、まずまずカッコ良く見えるのでは。 ともかくこのキットは顔パーツがガンなので、そこだけ直せばかなり印象は良くなります。 どうせなら、バンダイも金型改修で顔だけ直せばいいんじゃないかな。昔ダンバインでやった時みたいに。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.07.22 09:40:05
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