餃子日本一、ラーメン日本一、総務省家計調査より
総務省が7日発表した2022年の家計調査の結果で昨日の朝のニュースで、餃子日本一になった宮崎市やラーメン日本一になった山形市のことが報道されていました。餃子の購入、宮崎市が2年連続日本一 「もう伏兵とは言わせない」(→→→こちら)山形市、2年ぶりに「ラーメン日本一」奪還 2022年(→→→こちら)ということで、総務省のホームページ(→→→こちら)から家計調査の結果を調べてみると、全国の県庁所在市・政令指定市を対象として集計しおり、まず、宮崎市では、89世帯の集計結果から、山形市では95世帯の集計結果から、それぞれの支出金額を推計しています。【餃子支出額】第1位 宮崎市 4,053円第2位 宇都宮市 3,763円第3位 浜松市 3,434円ちなみに、下位の3都市は第50位 松山市 1,510円第51位 高知市 1,371円第52位 鳥取市 1,294円でした。この集計は、店で買って持ち帰り、家庭で食べる生餃子や焼き餃子が対象となっていて、外食や企業向けの冷凍餃子は含まれませんから、宇都宮に沢山ある餃子店の売り上げとは相関していませんし、各家庭で肉や野菜の材料をそろえて作るお母さんの愛情のこもった手作り餃子は集計されていません。また、総務省の家計調査では、100世帯当たりの購入頻度も集計されていて、それによると【餃子購入頻度(100世帯当たり)】第1位 宮崎市 888回第2位 前橋市 775回第3位 浜松市 740回となっており、宇都宮市は661回で第11位となってました。ということは宇都宮市の人は一回にドーンと大量購入されているのかもしれませんね。さて、ラーメンの方ですが。こちらは中華麺の購入金額ではなく、外食で「中華そば」を食べるのに要した食事代金になります。【中華そば(ラーメン)支出額】第1位 山形市 13,196円 第2位 新潟市 12,572円第3位 仙台市 12,480円ちなみに、下位の3都市は第50位 山口市 4,329円第51位 大阪市 4,100円第52位 松山市 2,965円となっていました。ここで気になった第51位の大阪市、やっぱり大阪市民は「ラーメン」よりも「うどん」かと思って調べてみると、「日本そば・うどん」の大阪市の支出金額は5,108円で第38位で第1位の高松市の13,963円の半分にも満たない結果でした。案外、大阪の人って麺類は食べないのかな。さて、この支出額でなるほどと思ったのは「桃」への支出額です。【桃支出額】第1位 福島市 6,939円 第2位 岡山市 3,760円第3位 甲府市 3,173円という結果で、やっぱりフルーツ王国といわれる福島県、岡山県、山梨県の県庁所在地のことだけはあるなと思いました。ちなみに福島市はカップ麺への支出額も7,298円で第1位、納豆への支出額も6,949円で、納豆の本場、水戸市の5,961円(第4位)を抑えての堂々の第1位でした。また、プリンについては、【プリン支出額】第1位 浜松市 2,283円 第2位 静岡市 2,211円第3位 川崎市 2,173円と静岡県の都市がワン・ツー・フィニッシュを決めているのも意外でした。ということで、総務省の家計調査、眺めていると興味はつきませんでした。(大阪王将、東京でも増えています。)人気ブログランキング餃子日本一、ラーメン日本一、総務省家計調査より