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カテゴリ:和、すてき。
1月の半ば、お稽古先の初釜がありました
初釜は年が明けて最初のお茶会、初めて釜をかける事から<初釜>と呼ばれるようになったそうです 行われるのは1月の中旬です お稽古先では5〜6回の初釜を催され、この日は10人の生徒さんが参加しました 男性は2人、大先生の生徒さんが6人、若先生の生徒が4人です 年長は70才位、年少は40才位、私は真ん中あたりで席順も真ん中あたりです 年長の男性が主客(一番目)経験の長い女性がお詰を受けてくださいました よっ!よろしくお願いします、ペコリ 〜薄茶の干菓子〜 開始は10時ですが、早めに訪問して待合和室で静かに待ちます そこへ香煎が運ばれ一服 お庭に出て寄り付きへ、ご亭主のお迎えを受けて中へ進み、手水舎で手と口を清め、小間の茶室へにじって入ります 3畳ほどの茶室には床の間に掛け軸、結び柳、炭が飾ってあります それを拝見、棚の夏目も拝見して、大広間へ進みます ここでも床の掛け軸と炉の釜、棚のお道具を拝見し順々に座ります ご亭主の挨拶を受け、まずは炭手前、綺麗な備長炭にはそれぞれ名前があるんですよ 火がつくと、中に置いたお香も燃え始めいい香りが立ち込めます 次は軽いお食事、会席料理ではなく懐石料理で、お酒もあります、ニタリ。 あくまでも、茶事が主役の初釜なので、食事は負担のない程度の量です 食べ終えると濃茶に備えて生菓子(主菓子は花びら餅)をいただきます ご亭主の案内があり、再度釜、棚、床の間と拝見をして一度退席、小間でも拝見して路地をでます 寄り付きで待っている間に、先生おふたりは広間のお掃除をして軸、花、飾り物を替えてくださいます 銅鑼の音が聞こえたら再度お庭を通り身を清め、小間広間と進みます 床の間には椿、再度、床、棚、釜を拝見して順番に座ります 代々のお家元のお道具や辰年にちなんだ龍のお道具、金銀の模様の入った華やかなお道具、なんでも鑑定団みたいです 炉の中の炭が今❗️が盛りと紅くなっています ご亭主が濃茶、普通の3倍ほどの抹茶を使うので丁寧に練る様に点ててくださいます コロナ前は大ぶりの茶器で3〜5人が順番に回し飲みしていましたが、今は各服と言ってひとりづつ点てます う〜ん♪美味しい〜全く苦くありません、むしろ甘い 続いて薄茶、干菓子2種は登り龍の薄焼きと水色の雲の有平糖(あめ) 薄茶をいただいて、また逆に拝見をして小間、路地へ、ご亭主のお見送りを受けて待合和室へ戻ります 全てが終了したのは2時、約4時間のお茶会でした 時節の挨拶やお道具、お茶やお菓子の話などご亭主と話のキャッチボールをするのは主客、 拝見などでお道具は順に左へ左へと渡るので末席は全体の流れを見て補助をする縁の下の力持ち、お詰 おふた方、ありがとうございました、お疲れ様でした、ペコリ この日の着物は祖母の形見の訪問着とへそくりで作った織の袋帯 初釜では、未婚女性は振袖、既婚女性は紋付の色無地や小紋、付け下げ、訪問着、男性はスーツや袴が適当です 洋装でもOK、清楚な雰囲気のワンピースやスーツですね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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