カテゴリ:動物検疫(犬輸出入)
犬の輸入(イスラエルから日本)3:事前届け出 より続く。 さぁ、続きましては 日本の農林省検疫が推奨する証明書(FormA、FormC)への記入です。 06年09月にプリントアウトした証明書の出番がやっとやって来ました。 この証明書と事前届けの書類を見ながら、マイクは終始笑っていました。 「どうして、犬、猫・・・・アライグマ?って同じ扱い?」 特に、アライグマ(Raccoon)に反応していた。 「アライグマって猫科なんじゃないの??」 「違うだろう?」 書類作成に夢中になっていた私も、ふっと手を止めて、 「確かに、どうして犬、猫、キツネ、アライグマ、スカンクなんだろう?」 多分、これらの小動物も狂犬病をもっているってことなのよね?? でも、どうしてマイクはスカンクよりアライグマが気になったんだろう? 思うと、、Raccoon Dog はタヌキだから、アライグマは犬科?なの?? この日本農林省検疫が推奨する証明書には最後にイスラエル(輸出国)農林省検疫から 公的機関の獣医師のサインと公印、所属機関名、サインした日付が必要となります。 Q:輸出国政府機関の証明書はいつ発行してもらえばよいですか。有効期間はありますか? A:証明書の有効期間は特に決められていません。ただし、健康証明書については出発直前(できる限り出発2日以内)に狂犬病及びレプトスピラ病(犬のみ)にかかっていないか又はかかっている疑いがないことについて検査を受けて証明書の交付を受けて下さい。 動物検疫サイトのFAQ「海外から日本への犬、猫の持ち込みについて」で このように記載されていたので、出国間際に行く必要があると思っていた。 出国間際で良いと思っていたのだが、イスラエル農林省検疫のドクターになかなか連絡がつかない。 それと同時に私はイスラエル大韓航空にペット輸送のことも連絡する必要がある。 この時にとても助けてくれたのが、 日本から日本人の奥さんとともに2匹の犬をイスラエルへ輸入したザキと、 日本から猫をイスラエルへ輸入したシ―ちゃんだった。 ザキは母親が旅行代理店に勤めていてイスラエル大韓航空にコネがある。 シーちゃんはイスラエル農林省検疫のドクターに連絡をしていてれた。 やはりヘブライ語のできない私は地元の人の助けが必要となる。 それに2人とも日本語レベルはそうとう高いのも私には安心感があった。 ザキは自分の犬のケージが倉庫にしまったままで使っていないから私に無料で提供してくれた。 また私のチケットもテルアビブ⇒インチョン⇒北海道千歳の路線変更が可能かどうかも調べてくれた。 Rubi先生のところで再度イスラエル農林省検疫の2人のドクターの携帯番号をもらい連絡をする。 一人:Dr,ツヴィカに連絡をするとすでにこの仕事は申していないと言われ??? (まったく、どうしてイスラエルはアップデートをしていないんだ?辞めている先生の連絡先がいまでも獣医院に記録されている) もう一人:Dr,モルガ二ツキー、これがなかなか連絡が取れない。 そこでシーちゃんがきっとヘブライ語のほうが良いかもしれないと連絡を取り続けてくれていた。 しかも、このDr,モルガ二ツキーは・・・凄い人だったなぁ~。 私たちの出発は15日(火)、その時点で10日(木)、イスラエルは金曜土曜は公的機関はお休み。 はらはらドキドキの週末だった。 しかも、イスラエル農林省検疫所はとんでもない僻地にあると聞いていた。 書類 FormA は自身で、FormC の予防接種はRubi先生の助手に書いてもらいました。 その後、イスラエル農林省検疫のドクターに最終仕上げをしてもらい、公認印を捺印+先生の署名。 日本が推薦する様式には「Either type or write clearly in BLOCK letters in English. Where applicable, check the relevant box .」 タイプをするかはっきりした活字体で記載してくださいと小さな字で注意書きがあります。 日本農林省検疫も西洋人の筆記には期待してはいないと思うが、・・・ しかも、そんな小さなところを読むはずもないイスラエルの人々(笑) そうして流暢な英語を話すRubi先生でさえも日本式の推薦証明書に目を通した時、 、、なんだこれは、、、ととても面倒そうで助手の人に頼んだのですからね。 さぁ、やっとやっと、イスラエル農林検疫までの長い旅と続きます。 犬の輸入(イスラエルから日本)::イスラエル農林検疫:ガデラ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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