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カテゴリ:子育てエピソード
3年前の初冬の一日です。その日は長男の三者面談の日でした。主人も半休を取って朝一で中学へ行きました。その日は学校開放日だったので、早く終わったら次男のクラスも見ようと受付で2人の名前を書きました。
応接室で私と主人と長男、それに担任と学年主任の先生たちで話し合いました。神奈川は悪名高きアチーブメント・テストが廃止されましたが、逆に目安となるものもなく、県立高校の内申書の比率が高いのは相変わらずでなかなか決まりませんでした。 内申書の比率が高いということは、コツコツ勉強していた子には有利ですが、長男のように3年生になってからあわてて始めた子には不利なのです。希望する県立は多分無理だというので私立大付属を受けたいと言いました。先生は2人で少し相談して、こう言いました。 「この高校を受けるなら、A校かB校を滑り止めに受けてください。今なら、推薦も間に合いますから、推薦にしたらどうでしょうか。」 「推薦って受けて合格したら、他は受けられないんですよね。」 「はい、そうなります。」 ここで主人がキレました。 「それじゃ、滑り止めではなく志望校変更でしょう。親の責任でここを受けさせます。学校に迷惑はかけません。」 話し合い決裂です。この時すでに正午を回っていました。次男のクラスへは行かずに帰宅しました。主人は昼食を取ったら出社する予定でしたが、留守電のランプが点滅していました。 次男のクラスの担任の先生から次男が友達に怪我をさせたからきてほしいいという内容でした。主人は出社を取りやめてまた中学へ行きました。このとき次男の下駄箱に朝置いたお弁当がそのままおいてあったのを不思議に思いながら職員室へ行きました。次男が相談室にいるというので、そちらへ移動するとソファに座って泣いていました。 話をきくと朝練のあとの着替えのときにふざけているときA君が頭をロッカーにぶつけてしまったというのです。でも、1時間目が始まる前のことでお弁当も食べずに相談室にいるのは不自然な気がして聞いたところ 「それはこれからお話します。」 2時間目のあとの15分休みに隣のクラスのB君にケンカを売られたそうです。友達が間に入って2人を引き離したらしいのですが、B君が帰り際にパンチを1発次男のお腹へ決めて逃げていったそうです。次男は追いかけて殴り返したかったけど、朝の件があったので我慢したそうです。でも、それが悔しくて3時間目に泣いていたそうです。先生がそれに気づき相談室へ連れて行って話をしていたそうです。 別室にB君も呼ばれて最終的には学年主任が立会いの下握手をしたそうです。でも次男は気持ちが収まらなくて泣いていたそうです。 この時点ですでに4時半です。図書室で待っていた長男を呼んで、4人で菓子折りを買いに行きました。A君のお父さんが帰宅するのを待って菓子折りを持って次男と主人と3人であやまりに行ってきました。「これから、気をつけような!」ということで許しを得て帰宅したのは7時過ぎ。 いろんなことのあった長い一日でした。その後長男は志望校に合格しました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年09月23日 16時53分51秒
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