MOMO & LOVE

朝、主人の出勤にあわせて家を出て、東京へ出かけました。

帰りは夜９時を過ぎてから。

わんこ達は１日お留守番となります。

朝の私がいつもと違う行動をしていることから彼らは何かをキャッチ。

いつもは出かける主人を見送るだけのムックが、主人から離れなく

なります。

トイレの前で陣取って待ってます。

出かける用意をしている私ではなく、主人に付くのは、

なかなか高度な知恵です。

主人の車で出かけるのをわかってしているようです。

寂しそうな目で見る彼らに「いい子でね。待っててね。」と言い含め、

玄関を出ます。

もちろんエアコンは完備、餌も水も万全。

何も心配することはないのです。

帰ってくれば何事もなく整っています。

ただ、彼らは整っていません。

玄関を開ける前から凄まじい騒ぎ！

中へ入ると３匹が一斉に私に飛びついてきます。

私はあえて騒がず、「いけないよ！待てでしょ！いい子にしてましたか？」

と声をかけます。

３匹はその私の問いに答えようと一斉に吠え出します。

まめは吠えています。

モモも文句ったれてほえます。

ムックは吠えません。しゃべるのです。「アワッ、ウオゥ、オェーン」

「アウォ、アワォ－、ヒーヒー、ピキューン」

もう最後は犬とは思えない声になってます。

１日寂しい思いをさせたお詫びに私は黙ってこれらを聞きます。

リビングで座ってからもこれらは私の周りで続きます。

５分程、言いたいことを言い終えると波が引くように静かになります。

その波がひいた後、ムックが食べずに残っている餌を手で

食べさせ、その後ろで待っているまめ、ももの夕食を食べさせます。

もしかすると、まめも食べていない可能性もあります。

まめの餌ばちをカラにするのはももの仕業の可能性大です。

一途にひたすら待っている彼らの姿は愛おしさ１００倍です。