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カテゴリ:Art
チラシ(写真)にもなっている代表作「Cheers-喜び」は、どこかで見たことがあるのですが、正直、HASHIさんのことは何も知りませんでした。先入観なしで見て、このモノの瞬間を切り取り、モノの美しさを引き出したHASHIさんってすごい! と思いました。大きなプリントで観ると、この美しい瓶についた水滴やシャンパンの泡や、背景のなんともいえない綺麗なブルーや・・・ちょっと表現できないですね。『一瞬の永遠』という前半の構成タイトルが、まさにその通り。「一木一草」の思いが底にあるのがわかりました。 展示後半は、ちょっと暗くしてあるので、どういうことかと思ったら、セピア色の写真のような絵画のような不思議な、そしてどこか懐かしくてほっとするような作品。プレートには、たとえば、写っている対象がつくられたのが2000年前、写真が撮られたのが1900年代後半、そしてハシグラフィー2004年などと書いてあります。ハシグラフィー? あとで解説を読んだら、写真と絵画を融合したものだそうです。未来人からみたら、いまはどううつるのか、とかいろいろイメージがふくらんで、過去と現在と未来と、この作家のもっている感性って本当にすごいな、と感嘆して会場をでました。写真も、あのサイズで、ホンモノをみないとダメですね。 会場外に、ちょうど作家がいらしたので、写真集とノートカードにサインをいただき、いっしょに写真まで撮ってもらいました(相変わらずのミーハーぶり)。うまく言葉にはできなかったけれど、直接、作家に感動を伝えられてよかったです♪ (http://www.hashi-ten.com/) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年10月08日 02時18分12秒
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