482928 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

ももも。のおスイス暮らし

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Profile

ももも。

ももも。

Freepage List

私とドイツ語


教養課程の外国語


初めてのドイツ語


NZでドイツ語講座


続・NZでドイツ語講座


それから


旅~NZワーホリに行くまで~


スコットランド


スコットランドの後


初めてのホームステイ


ワーホリに向けて


旅~NZワーホリ~


語学学校


ピクトン~旅の初っ端から


ネルソン~旅・地球~


オカリト~全てがある村~


ワナカ~空を飛ぶ~


ダウトフル・サウンド~言葉


旅人からのメッセージ


旅~NZワーホリ・BP住み込み


再会


住み込み生活


憧れのネルソン・レイクス1


憧れのネルソン・レイクス2


奇跡の人


旅~ヨーロッパ~


私の旅のルート


スイス


カルチャーショック


英語が話せると


ファームステイ


湖水地方


北アイルランド


アイルランド


エピローグ


ダンナと私(100の質問)


なれそめ・出会い編


なれそめ・再会編


ダンナのニホンゴ


牛になる編


京都人になる編


実はバイだった?!編


コネタ総集編


番外編・オヤジギャグ


スイスのマネキンシリーズ


第一弾


第二弾


第三弾


第四弾


第五弾


第六弾


第七弾


第八弾


第九弾


第十弾


第十一弾


第十二弾


第十三弾


スイス☆フォトコレクション


2005 Fruehling~春~


2005 Sommer~夏~


2005 Herbst~秋~


2006 Winter~冬~


2006 Fruehling~春~


2006 Sommer~夏1~


2006 Sommer~夏2~


2007 Winter~冬~


2007 Fruehling~春~


ドイツ語奮闘記


失敗は成功のもと


発音は難しいのだ。


ドイツでドイツ語を試す。


サクラ咲く。


私とドイツ語と決心。


Don’t ever give up!


おスイス暮らし奮闘記


ホームシック~経験談~


ふと思ふ。


スイスに来て知ったこと。


ダンナのためにできること。


退院しました。


脱!ペーパードライバーへの道。


スイス・日本への想い


スイスジャーマンショック。


Recent Posts

Archives

2024.03
2024.02
2024.01
2023.12
2023.11

Favorite Blog

こまた☆たまこのジュ… こまた☆たまこさん
トモりん。のオース… トモりん。さん
ドイツにて、あれも… ゾンネ@古都さん
LIFE IN SCANDINAVIA… ♪ふぃんふぃん♪さん
たかがヴェネチア、… saicuccioさん
まるぼぁな日々 yukie51さん
★かえるののっぽ★の… lovelyfrogさん
ぐるまんかーこのも… かーこ♪さん

Comments

ももも。@ Re[1]:スイスで不妊治療。(10/25) ミユキさん >再来月の8月よりスイスに…
ミユキ@ Re:スイスで不妊治療。(10/25) 再来月の8月よりスイスに住むことになり、…
ももも。@ Re[1]:来てくれてありがとう。(03/02) aiannseさん >3ヶ月オメデトウゴザイ…
aiannse@ Re:来てくれてありがとう。(03/02) 3ヶ月オメデトウゴザイマス☆ こちらは、…
ももも。@ Re:おめでとう!!!(03/02) NオカリトZさん >ずーっと気になって…

Keyword Search

▼キーワード検索

2009.11.17
XML
カテゴリ:スイスで不妊治療


これまで、治療のことを中心に書いてきましたが、気持ちのことを書きたいと思います。

今回アップする分は、最近書いたものではありません。
流産を立て続けにし、検査も治療もしてもらえず、一番思い悩んでいた2006年に綴りました。
当時ブログにアップする勇気もなく、ただ気持ちをぶつけるつもりで、ワードに書いたものです。










**************************************





世の中、思い通りには行かない。


私は2度流産している。

2度目はかなり初期であったから、ちょっと重い長い生理で終わったが、
陽性反応を見た後だったし、悲しくてたまらなかった。

なんでまたって・・・。



私の友達も2度している。


なんで2度も。

2度も3度も問題なく、妊娠して出産している人いっぱいいるのに。
なんで同じ人がまた、神様っているのかな~。





1度目の流産からの立ち直りは結構早かった。
1年妊娠しなかったから、あのときは自分に妊娠する力があるってわかり希望を持てたし、
流産直後は妊娠しやすいっていう説がかなり期待させ、前向きに進むことができた。


うちの先生は2回生理を見送ったら、子作りしていいって言った。
期待してた。期待しすぎないようにしたけども、期待してた。
でも生理が来た。
簡単にはいかないよねーと思い、最初は気丈にしてたけど、日が経つにつれ、落ち込んだ。


そして、2度目の流産。
その後の検診で、子宮筋腫の疑いもかけられ、さらに落ち込んだ。

3ヶ月後の再検診で子宮筋腫の疑いも晴れ、またガンバローって思えたけど、
一向にうちには天使が舞い降りない。




最初の流産から、もうすぐ1年。
十何件の妊娠報告を聞いただろうか。

前からほしいと思っていた友達からの報告はうれしかった。
でも、同時にせつなく焦る。
100%喜んであげれない自分もイヤだ。

自分はいつこんなハッピーな報告ができるんだろう。
親になる資格がないのかな。




2年避妊しても子供ができない場合を、不妊と言うそうだが、
うちもぼちぼちそうだ。

こっちの医者はのんびりしてる。
うちの先生はほんと楽観的だと思ってしまう。
自然妊娠できたんだから、しばらくまた様子を見ましょう。
来年になったら、検査しましょう。検査代高いからって。
こっちは年齢もあって、少々焦っているんだけどなー。
先生から言わすと、30代前半はまだ若いんだってさ。


もっともっと不妊のことで苦しんでいる人もいる。
2年なんて、まだ甘いのかもしれない。
自然妊娠できる可能性があるだけ、ましなのかもしれない。
でも、やっぱりせつない。



勉強とかって努力した分、成果がある。
でも妊娠に関しては努力、強いて言えば健康な体になるとかいうくらいで、
いくら頑張っても、成果があるものでもない。
もしかして来月成果があるかもしれないし、半年後かも、1年後かも、
3年後かも、10年後かも・・・もしかして成果が出ないかもしれない。
ある意味、出口がどこにあるのかわからないトンネル。

私は今そのトンネルの中にいる。



考えすぎるとよくないって言う。
考えなくなったときに、妊娠したとかよく聞く。
でも、それって難しいよ。
前向きなときは、今を楽しもう♪とか思えるけど、決して忘れているわけじゃないし。
結構考えなくて済んでるときに、誰かの妊娠報告聞いたら、やっぱりまた考えちゃうし。

周囲に振り回されない強い心がほしい。





流産してから、人の言葉に敏感になった。

言葉は励みにもなるけど、時にナイフになるって、しみじみ思った。



一度目の流産をしたときに、ある人からメールをもらった。

「うちの子らはせっかちであまり時間をくれなかったから、
 余裕をくれる子供って、とてもうらやましい。」

彼女は結婚してすぐ立て続けに2人を妊娠・出産した。


「うらやましいって、なにさ?」とズキっときたけれど、
子供ができるまでに今しかできないことをすべきと
すでに子供がいる彼女が言いたかったのは、前後の文章から取れたし、
自分の中でもそう消化しようと思った。


でも、ずっとずっと、その「うらやましい」の一言だけが、頭の中でこだました。

そして、胸を刺して、えぐった。


ほしかったものを失った私がうらやましい?
私のほしいものを、2つも手に入れているあなたの方が、よっぽどうらやましいわ。







これは私が言われたわけではないけれど、友達が言われたこと。

ある初対面の子持ちの女性。もちろん彼女が悲しい経験をしたことは知らない。

「夫婦ふたりだけでうらやましいな~。」


この話を後で聞いて、苦笑いをした。

あなたは自分で望んで、子供を産んだのではないですか?


彼女は特に意味もなく発した言葉であるのは、よくわかっている。
でも、赤ちゃん待ちの立場からすると、あまりうれしくない言葉である。
ついこないだ結婚したわけじゃないんだから、
望んで今夫婦ふたりなのか、その辺少し考慮してほしいと思った。


子育ては大変だと思う。たまにその大変さから解放されたい時もあるだろう。
でもやっぱり、子供がいないことをうらやましいとは思っても、
それを口に出して言ってほしくはない。







だいぶ前、とある人の誕生日パーティに行った。

主役は2人の子持ち、だから呼ばれた友達も子持ちが多かった。
始まる時間に合わせて到着したのだけど、その時点で10組くらいのカップルがいたか。
子持ちでなかったのは、私達ともう一組の未婚のカップルだけだった。

主役はダンナと仲がいいので、ダンナは私が流産したことを話していた。
それは別によかったのだが、彼女は自分の母親にまで話していた。
その母親もパーティに来ていて、まず私に会うなり言った。

「今日は子供がいっぱいで、流産しているあなたは悲しいでしょ?」と。

この母親とは何度もパーティとかで会っている。
いつも私のことを気遣ってくれる人で、結構好きだった。

でも、この言葉はいただけなかった。

悲しいかどうかは私が決めること。

最初は子供の多さに圧倒されたし、どうしてみんなは子供がいるんだ?
それも2人、なんてうらやましく思ったけど、別に悲しくはなかった。

でも、その一言で悲しくなった。


あとでも、「妊娠したい人はコーヒーは飲まない方がいいのよ。」
なんてアドバイスをくれた。余計なお世話だ。

心配してくれて言っているのはよくわかったけど、土足で踏み入られたような気になった。

家に帰ってきて、わーわー泣いた。


あの頃の私、結構前向きだったのに、また落ち込んだ。

それ以来、私はコーヒーを断っている。正直言って、意地だ。




わかっている、どの言葉も励まそうとした言葉だったり、悪気はなかったり、
特に2番目のは、フツーの会話の中から出てきたものだって。
でも言葉を受ける方には、そう取れないこともある。

些細な言葉が人を傷つけることもあるんだって、身をもって体験した。
だから余計自分も気をつけなきゃ、とも学んだ。

でも自分が前より繊細になっているのは事実。


人の言葉に振り回されない強い心がほしい。





全般元気に生きてるけど、ときたま落ち込む。
サイクルのように波が襲ってくる。


赤ちゃんを見たり、妊婦さんを見るのは全然平気だ。
さすがに2度目の直後は、街で涙が出そうにはなったけども。

でも、タバコを吸っている妊婦や
ベビーカーを押しながらタバコを吸っている人を見ると嫌悪感を抱く。
(残念ながら、こちらでは多い)


ダンナの友人が双子を妊娠した。
彼女はヘビースモーカー。妊婦になっていても吸っていた。
タバコ止めないの?って聞いたら、
「先生が妊娠する1年前にタバコは止めないと意味がないって言っていたし」と言う。
苦笑いするしかなかった。私にはそれは単なる言い訳。
体からニコチンが抜けるのが1年かかるとしても、妊娠している今、
さらに追加しなくたっていいじゃない。
赤ちゃん、苦しんでるよ。


結局、双子の一人は低体重で、生まれた直後に命の危険があったらしい。
それを聞いた私、タバコのせいだ・・・と、冷たいけど思った。

ほんとーにお腹の赤ちゃんが大事だと思うなら、妊娠中だけでもタバコは止めれると私は思う。
妊娠するのって、ほんとーにすごいことなんだよ、もっと大切にしようよって
私は声を大にして言いたかった。


でもこれって、妊娠する難しさ、そしてそれを継続していくことの難しさを
身を持って体験したものにしかわからないのかな。

私も昔は妊娠って簡単にできるもんだと思っていたし、
妊娠できれば出産にたどり着くもんだと思っていた。

でも今はそうじゃないって、よくわかる。イヤと言うほど、わかった。

流産はかなりの率で起こる。


でもね、やっぱり自分や大切な友達の身に2度も起きると、
なんで、うちらばっかりが?って思っちゃうんだよね。







「神様は超えられない壁は与えない」

ある人が流産後にくれた言葉。なるほどなーって思った。


でも、ちょっとこの壁高すぎませんか、神様。
超えるの大変なんですけども。


今はちょっと壁の下でもがいている。

わかっている、いつかそれなりに自分に納得行く答えが見つかるって。
壁を乗り越えられるって。



いいことも悪いことも、自分自身に起こることには必ず意味がある、そう信じ続けたい。

私、強くてやさしい人になりたいよ。










 





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009.11.18 04:47:38
コメント(9) | コメントを書く
[スイスで不妊治療] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.