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テーマ:TVマイブーム(650)
カテゴリ:日本のドラマ&アニメ
よかった…。そして、はらはらと…自然と涙がこぼれてくる。
いいドラマを観たな…。 高校が舞台となったドラマであったが、 年を重ねても解決できないでいる自分の弱点、欠点、トラウマ そういった青春の陰の部分を改めて見つめなおし、 登場人物の野ブタ、修二、彰といっしょに かたくなになった自分の心を溶かしていくような そんなドラマであった。 野ブタと彰という、心を許せる友人にめぐりあったとおもったところで 修二は、父親の転勤により転校することになる。 父親は、「修二は残ってもいい」という言葉から 一人暮らしを考える修二であったが、 父や小学生の弟の身の回りを世話できるのは、自分だと思い やはりついていくことにする。 そこで、彰から「もっと自分のことを大切に考えたら?」というセリフ。 このセリフ、よくドラマででてくるセリフなんだよね。 ここでも、「自分を大切に」っつうテーマでくるのか? と、思ったら… 修二…「人のために動くことってダメなのかな?」というセリフがでてきた。 「俺、野ブタのために一生懸命動いてるとき、結構うれしかった」 「野ブタも、人を喜ばせたいって動いてるとき生き生きしてるよな」 という深いセリフがでてきましたわ。 へぇ~~、すっごい悟ってるよ~~。 あたしが高校生の時、ここまでは結論でなかったよ。 「野ブタを人気者に」と考えたこと自体がもう、普通ではなかったけど。 修二は、人の気持ちに敏感であったゆえに こういうことに気づくのが早いのかもしれないな。 そして、このドラマでは、ちょっと情けないように見える大人たちが 修二たちに「人生のアドバイス」をちょろっとはいたりする。 「お前の悪いところは、いつも勝とうとするところだ。 ま、カードでいうなら、これだな」 と、スペードの1のカードを差し出す担任の先生。 「だがな、2が一番強いゲームだってあるんだ。勝てるところで勝負しな」 これは、ももなちゃんの痛~~~~~~~~~~いところを ついたセリフだった。 三人が教頭先生からもらった「二つもつと幸福になる人形」を お互いにクリスマスプレゼントとしてあげたのもなかなかいい エピソードだった。 結局、お互いにあげようとしたから、自分の手元にはひとつなんだよね。 でも、その気持ちがすごく暖かい気持ちにしてくれるんだよね。 これは、冒頭の「夢でサンタにプレゼントは何がいいか聞かれ、自分はいいから友達のところへと譲った」エピソードと なんとなくリンクしていて、 またまた、暖かい気持ちに…。 そして、最後の野ブタの笑顔。 今まで自然に笑えなかった野ブタが、初めてニッコリ笑えたことに気づいて 転校してもういない修二と彰に いつも集まっていた屋上へ行き、空に向かって報告するシーン。 いや~~~~~~、キレイな笑顔だ。 堀北真希ちゃん、うまいよ~~。 最後の最後まで、根暗な野ブタのキャラを保ったままで 自然に美しい野ブタらしい笑顔を演じていましたな~。 よかった~。 これは、この雪だるまが妙にかわいくて好きなシーン。 最初は、イジメの陰湿な世界から始まり、 一体どの方向に行くのかちょっと重い気持ちもありましたが、 最後には、泣かせてもらいました。 本当に、修二、彰、野ブタ。三人ともぴったりと役にはまっていて 安心してみていられました。 久々に何度も見直したいそんなドラマにめぐり会いました~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005年12月19日 18時09分44秒
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