初めて出会った同じ猫の名前
うちの愛猫 ふりは フリスキーのふり。毎日のようにアソビに来ていた野良ふりをウチの子にして 早5年だがふりなんてふざけた名前 ほかに聞いたことがなかった。ところがいたのである!それは大好きな 石田衣良さんの短編小説『LAST』の中の『ラスト・ホーム』の中に。。。職を失い借金に追われて上野公園にやってきた主人公はホームレスの仲間にやっと入れてもえることになった。~~『本当の名前はいいの。何か事情がある人かもしれないしね。 あんたの着てるそれ、ユニクロのフリースだよね。 じゃぁ、あんたは今日からフリさんてことにしよう』 週末のセールで買った1枚990円の青いフリースからフリさん。 この公園で生きていくには悪くない名前かもしれない。~~~~~~~読み続けて フリさん と声かけられるたびに笑いが。。。■早朝の山手線ホームのゴミ箱から雑誌をあさる フリさん■■あんたがフリさんか。まじめに働く気があるのならここにいてもかまわん■■今日はフリさんのビギナーズ・ラックだ。■ワシは笑いが止まらなかったよ。 青いフリースのフリさん。上野の山のホームレス。山手線ホームで拾った雑誌を売って日銭を稼ぐフリさん。こんなところにいたんだね。フリさん。。。