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フィリピンで困ったときに役立つ情報

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最初の日本との交流

日本人がルソン(現在のフィリピン)を始めて訪れるのは、1565年のイスパニア(スペイン)人が侵略を開始した2年後の1567年のことである。
日本の海外渡航は、朱印船制度の成立から盛んになり、ベトナム北部*南部、タイ、フィリピン、カンボヂア、台湾など南方に盛んに出掛けていって、各地に南洋日本人町を築いた。
ルソンの貿易はマニラの日本人町を基点に栄えた。当時未印船で活躍して巨万の富を築いた納屋助左衛門は、NHKの大河ドラマのモデルにもなり、呂栄助左衛門の異名で知られる通り、フィリピンとは浅からぬ因縁になる。
呂栄助左衛門から贈り物をされた、豊臣秀吉はルソン島に魅せられ、朝鮮征服の次はマニラに、その触手を伸ばそうとしていたとも伝えられている。
また、織田信長・豊臣秀吉に仕えて、小西行長、黒田孝高からをキリシタン大名に導いた、キリシタン大名の高山右近、1614年に徳川家康のキリスト教禁止令により、マニラに追放となったが到着後まもなく亡くなっている。


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