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テーマ:赤ちゃんが欲しい!(9163)
カテゴリ:体外受精の話。
こんにちわ~
お久しぶりです!
3月に入ってからこの1ヶ月間、とっても体力を使いました。 東北地震があり毎日テレビなどで心を痛める中 途中からは自分のことで精一杯でした。
今日から連日で自分のために日記を残しておこうと思います。
かーなーり! 興味のない話になると思いますのでスルーしてくださいね。
前々から、不妊治療について早めのステップアップを、と医師からも言われていて ようやく今月から体外受精に踏み切ることにしました。
まずはどんな方法でやるのか。
体外受精にはいくつか方法があって、その人にあったやり方で進めていくそうです。
アゴニスト(ロング法、ショート法)、アンタゴニスト法、簡易法などなど。
一般的にはロング法といって、体外受精をする前の周期(排卵後1週間)から 治療を開始して、採卵前に排卵してしまわないよう抑制をしながら 毎日の注射で卵巣を刺激していく方法があるのですが
モコの場合は、医師が 「モコさんの場合は、もともとチョコのOPEもしていて卵の質が不安なのと、 今までの傾向から卵も育ちにくいため、 あまりに長い期間抑制をかけるといい卵が採れなくなる可能性があるので ロング法ではなく短い期間で集中して抑制と刺激を行うアンタゴニスト法でいきます。」
と言いました。
アンタゴニスト法は、生理3日目から毎日連日の注射で卵巣を刺激しつつ、 卵が自力で14mmくらいの大きさになったら その周期に排卵しないように抑制の注射を同時進行で打っていく、という方法です。
ただ、、これはロング法と違って即効的に排卵を抑えるため まれに採卵する前に排卵してしまい、体外受精ができなくなる可能性があるらしい。
用語が難しすぎるね、すみません(笑)
私も今回めちゃめちゃ知らない用語ばかりでかなり勉強しました。
ちなみにロング法は、卵巣を刺激する注射(hMG)を毎日打つだけなのですが モコのアンタゴニスト法はそれ+自分でお腹に注射しなければならないため
「あなたは看護師だし、自己注射できるからこの方法がいい!」 とゴリ押ししてくれましたが、小心者の私です。
張り切って「はい!自分でやれます!」といったものの、 実際は職場のMさんに全部やってもらったという情けない話(笑)
自分には弱いのよね。チーン
というわけで、記念すべき一回目体外受精は3月4日から始まりました。
ここからもちろんすべて自費です!イタイ!
仕事との両立を図りながら進めていきたかった私は 注射を持ち帰って職場で打っていたので 持ち帰り代とかもあって多分すこし高かったように思います。
その分、時々の卵胞チェック以外は、毎日注射のためだけに病院に通うという わずらわしさもなくその点はかなり助かりました。
ところで、普通は一回の排卵につき、毎月1個しか卵が作られないのですが 体外受精の場合、卵巣に「卵をつくれ!」と刺激しまくるので 多い人は20個もできる人があるみたい。(スゲー!)
ただ、それが全部使える卵とは限らないし、全部いい卵ともいえないので 数が重要ではありませんが、できることなら多めに作られたほうがいい。
医師は、 「モコさんの場合は最低でも2個は採りたいな。」
ああ・・・2個・・・。
私って、そうやって言うからにはやっぱり卵ができにくいんだなーと改めて実感。
20個ってどんなんよ。
未知の世界だね。うらやましい限りです
でも、少なくてもいいから、いい卵が取れればいいね
そんな気持ちでワクワクしながら痛い注射を毎日耐えました。
卵巣を刺激する注射はhMGという注射で、打つ単位も医師が卵の大きさを見ながら 決めていきます。
以下は記録!!
■3月4日(周期6日目) 【hMG;300単位開始】 ■3月5日(周期7日目) 【hMG;300単位】 ■3月6日(周期8日目) 【hMG;225単位】 ■3月7日(周期9日目) 【hMG;225単位】 ■3月8日(周期10日目:卵胞チェック)・・・子宮内膜13mm、左卵巣内に15×9mmの卵が1つ、他小さいのもちらほら。右卵巣内、ほとんど卵育っていない。 「右は手術しているからやっぱり育ちにくい。今回は左メインで行きます。」 【hMG225単位】に加え、 14mm以上になったため排卵を抑制させる【アンタゴニスト(皮下注射)】開始。
ここまでは、お尻に毎日ブスブスさしてましたが 今度はお腹にもブスブス。これが。。。痛い(泣)
お腹なんて痛くないと思いきや、液がジュンジュワ~って感じでしみる感じ(笑)
まあ、私よりも、毎日見たくもない同僚のお尻を見せられ、 おまけにもう1本はお腹の下の方なのでパンツを下げると あわよくば危険地帯も見ざるをえないというMさんが嫌だよね(笑)スミマセン・・・
■3月9日(周期11日目) 【hMG;225単位】+【アンタゴ皮下注】 ■3月10日(周期12日目:卵胞チェック)・・・子宮内膜13、7mm。あいかわらず右卵巣内は卵小さい。左はようやく反応してきていくつかできてきた!! ★16×21mm、13mm、11mm、11mm、8mm。 「予定は14日に採卵しましょう。卵巣に負担がかかっているので激しい運動は避け 重いものも持たないように。今日からhMG単位を減らします」 【hMG;150単位】+【アンタゴ皮下注】
この翌日から、いきなり腹と腰が痛くなった!!夜中に転げまわる。 ひたすら布団の中で泣きながら耐えた。
■3月11日(周期13日目) 【hMG150単位】+【アンタゴ皮下注】 ■3月12日(周期14日目;卵胞チェック)・・・子宮内膜12mm、右卵巣内ひとつだけ9mmの卵発見。しかしこれは期待できず。
★左卵胞 22×19、19×12、16×10、13×12、12×6、10×10mm 「前回から卵の育ちが遅い。hMG単位を下げたからだと思う。もう一回単位を上げて ラストスパートで大きくさせて、予定は1日延ばして3月15日に採卵しましょう。」
卵は基本的に20~22mmくらいで成熟卵だそうで、これくらいの大きさがないと 採卵しても未成熟で受精できないらしい。 とりあえず採卵日が決まった。ドキドキ。 【hMG;225単位にUP】+【アンタゴ皮下注】
■3月13日(周期15日目) 【hMG;150単位】+【アンタゴ皮下注】
そしてこの日!!いよいよ2日後の採卵にむけて最後の注射。 ようやく育った卵に「36時間後に排卵しなさ~い」と指令をかけるhCG注射を 夜中の23時に病院に打ちに行く。
夜中にチョチョに乗せていってもらい、最後のブスッがお尻に打たれた。
これがビックリな1万単位で、めーーーちゃくちゃ痛かったんだよ! 毎日の注射なんて、ヘ!ってくらい、痛かったんだよ!! 看護師さんに、「では、2日後、お待ちしていますね。」といわれ病院を後にした。 【hCG;10000単位】で今回の刺激法終了。
あまりの痛さに半泣きになりながら、チョチョの車の中ですでにチーン状態だったモコ。 途中、痛みで気持ちが悪くなり自分でお尻を揉めなかったため (筋肉注射なので揉まなくてはいけない) 家に帰ってからチョチョにお尻を揉んでもらった。
「モコちゃんの汚いお尻を今から揉みます(笑)。こんちくしょ、こんちくしょ!!」
といわれながら・・・・。(痛すぎて何も反応せず(笑))
明日につづく。
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