子だくさんの日常＆手帳つれづれ話

２日の続きです。

学童へユタのお迎えに行くと、ユタの顔に絆創膏。
本人は至って普通の顔をしているので「転んで血が出たか」位に思っていたら
指導員の先生が神妙な面持ちで
「ユタ君が言っている事で誰も見ていないからハッキリは分からないんだけど…」と切り出した。

学校から学童への帰り道、同じ学童の仲良しナッツが同級生のＮ君とＫ君に追いかけられていた。

ユタがボーっと見ていたら、ナッツは何とか逃げ切れたようだ。
すると今度はユタに標的が変わり、２人にはさみうちにされＮがユタの右腕をつかんだ。
「お前はもう終わりだ」
とＮ君は言ってユタのこめかみに空気銃をあてて撃ち逃げていった。

…と言う事だ。

幸いユタの怪我は大した事はなかったけれど、目に当てられていたら大変な事になっていただろう。
（実際怪我したのは目から１センチしか離れていないし）
本人もびっくりした様で、学童に帰った時はかなり興奮していた様だ。

Ｎ君とＫ君はユタと同じクラスでＮ君は１０月いっぱいまで学童にいた子だ。
Ｎ君は１年の時からクラスメイトに暴力をふるい、問題児扱いされていた子だ。
２年になってユタとクラスが一緒になると「一緒に帰ろう」とユタと学童まで一緒に帰っていた。
Ｎ君に対しては私も気がかりだったものの、お迎えの時間が遅い私は彼やお迎えに来ない彼のお母さんとも会うこともほとんどなかった。
学童や担任の先生の話では夏休み辺りからずいぶんと落ち着いてきたという事だったので、良かったなぁ、と一安心していたところだった。
それなのに…。

そういう意味でもショックだった。

朝の持久走大会でＡ君のお母さんが言った「Ｎ、学童辞めたってね。良かったよネェ」
他のお母さんからもそんな話が出ていてその度に「でも最近落ち着いてきたんだってよ」とフォローしていた。
Ｎはまた皆に避けられる子になっちゃうんだろうか？
親から「Ｎが来たら逃げな」って言われちゃうんだろうか…。

そう思うと涙が出そうだった。

ユタが怪我されたから謝ってくれ、というよりＮがいい子になってもらいたい、と言う気持ちなのです。Ｎのお母さんに報告した方がいいのではないかとダンナと話したけど…。

担任の先生にも言った方がいいのか。
Ｋ君の親にも言った方がいいのか。

それとも担任の先生だけに言った方がいいのか…。

どうするのがベストかなぁ？

まだまだ悩んでいます。

ユタに「Ｎと友達だったじゃん。どうしてこうなっちゃったの？」と聞いたら
「Ｎが学童辞めたら、友達じゃなくなっちゃったんだ…」

…胸が痛みます。