＊モナミ＊ SMAP･映画･本

『ヘルボーイ』


今度のアメコミヒーローは、地獄からやって来た！


第２次世界大戦末期。
ナチス・ドイツがオカルト作戦を実行、妖僧ラスプーチンと手を組み、
地獄の門を開き邪悪な神を召喚しようとしていた。

連合軍は作戦を寸前で阻止するが、
異界に呑み込まれたラスプーチンと引き替えに、
真っ赤な姿の奇妙な生き物が、異界から産み落とされたのだった。

その生き物はヘルボーイ（ロン・パールマン）と名づけられ、
超常現象学者ブルーム教授（ジョン・ハート）によって育てられ、
魔物退治のエージェントとして活躍していた。


「いい映画」＝「いい男が出てくる」というのが基準である私にとっては、
イマイチ…でした。
だってさ、角を中途半端に削った、後ろ髪はちょんまげで、
右手が岩な、赤いデカいヤツなんだもん、主人公が！（笑）


でもまぁ楽しめたかな。
地獄からやってきた悪魔の子なのに、人助けしちゃってる、
強いんだか弱いんだか、力はあるけれど、特別な能力なんてないし。

チョコバーと猫が大好きで、1日6回大盛りの食事をする、
好きな女の子が違う男と一緒にいるだけでウジウジしちゃって、
9歳の男の子にアドバイスされてる、
への字口なヘルボーイ。

なんかもうそれだけで、憎めないキャラ。


「ナチスがオカルト作戦をやっていた」って発想が、これまたなんとも。
今更ナチスかよ！みたいな（笑）。
まぁほんとにやってそうだけどさ、ヒトラーなら。


感情が高ぶると発火してしまう、しかし自家発火ではなく、
叩かれないと火が出ない、（だったら病院に収容される必要ないと思うが…）
美少女リズ（セルマ・ブレア）とか、
腐った卵が大好物な、海水パンツをはいて水の中で読書をする、
お目目クリクリの半魚人エイブとか、
脇役キャラがユニークでよかった。

そして、敵のクロエネンとかね。
彼の、シャキーンサクサク！な刀さばきにはウットリしたよ。
ただ彼も、素顔はイケメンではなかったけれど（笑）。

でもサマエル、ありゃどう見てもエイリアンだよな…（爆）。


最後、炎に包まれたキスシーンは、
なんかホットな気分を表現しててよかったです。
独り取り残されたマイヤーズの、しょぼくれっぷりもね（笑）。


【参考】
　ヘルボーイ　公式HP
　goo映画　ヘルボーイ
　ヘルボーイ　the novel


♪本日のBGM
　　　　　　　
m-flo　The Intergalactic Collection

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