ライブ8

2005.07.28

カテゴリ：音楽

LIVE８。

夜中にあってたやつを、ビデオに録ってて。
有名どころのライブだから見とくか、てな程度で、
何の気ナシに、見てたのだけど。

ぶっちゃけ、こういう慈善事業とか慈善活動とか、
嫌いなんですよ。
募金とか署名とかボランティア活動とか。
嫌いなんです。

やりたいヤツがやれば？みたいな。
すみません、ヒネくれてて。

いやでも、そう言いながらも会社員してた10年間は、
ユニセフのマンスリーサポート、してましたけどね。
月2000円。

まぁこれは、かわいそうと思った、というよりも、
私が子供産む予定ないから、その代わりに、
どこかで生まれてくる子たちが、ちゃんと育ってくれたらな、と。
そして私の老後を支えてくれよ、と思ったのだけど。

でも、ねぇ見て見て、かわいそうでしょ？
これでかわいそうって思わない人は鬼だよね～。
私たちはこんなに恵まれてるんだから、分けてあげなくちゃ。

みたいな、「かわいそう」を前面に押し出してるのは、
とても嫌いで。

私が歪んでるだけだけども、どうもこういうのに感じられる、
「恵んであげてる」感も、嫌いで。

私たちは恵まれてるんだから、幸せなんだから、
「かわいそうな人たち」に、恵んであげなきゃねー、みたいな。

そんなの、くそくらえ、と。

でも、泣いちまった。
マジ泣いた。
大泣きした。

20年前のアフリカ、瀕死の子供たちの姿が何人も、映し出されて。
この子たちは、今、生きているのだろうか。
ちゃんと生きて、大きくなれたのだろうか。

そして、今にも死んでしまいそうな一人の女の子の映像が、
大きなスクリーンに映し出されて。

そして、20年後。
その女の子は、10分も生きれなかっただろうその子は、
この活動のお陰で、大人になれて、今、ここに来てる、と。

すごい綺麗な女の子が笑って出てきた時、ぼろぼろと涙が。

そしてマドンナの、♪Like a prayer、
うおうお泣きじゃくりながら、歌ってしまったよ。
大好きな曲だった、ってこともあるだろうけど。

そうそうたる有名人が、ホワイトバンドをつけて出ている、
ほっとけない世界のまずしさキャンペーンCMも、
彼らのclickをボーっと見てる間にも、一人ずつ子供が死んでいると思うと、
ゾっとしてしまった。

なんていうかもう、すっかり洗脳されてしまった感じ。
こんな風にすぐ感化されちゃうから、いかにもなのは、嫌いなのよ。
「騙されねぇぞ！」と思いつつ、まんまと思う壺にハマっちゃうのが、
嫌なのよ。

まぁとりあえず、←コレでもクリックしとくか。

私みたいなヒネたヤツでも、「こういう活動もムダじゃないんだな」と、
これを見て思った人間が、他にもいるとしたら、
こういうのも、決してムダじゃないのかもね。

当日の模様が2時間の未公開映像を含めた12時間版として、
8/14（日）の16時から、スカパーのフジテレビ721で、
再放送されるそうです。
スカパーお持ちの方は、ぜひ。
ライブを楽しむ、というだけでも、一見の価値はあると。

しかし、野外ライブは、楽しそうだったなぁ。
席も何もなくて、もみくちゃな感じ。

空の色が、刻々と変わっていく中で、
日が落ちていくとともに、ステージの照明も眩しくなって、
テンションも段々上がっていって。
暑くって汗みどろなんだけど、楽しいんだよね～。

野外ならでは、の開放感。
野外ならでは、の感動。

体力持たないから、もう真夏のはムリだけど、
いい季節の野外ライブに、行きたいなぁ。。。
って、夏だから楽しいんだけどね。