*モナミ* SMAP・映画・本
< 新しい記事
新着記事一覧(全5068件)
過去の記事 >
『アイランド』 2019年、大気の汚染から逃れ、 隔離されたシェルターで暮らす人間たち。 彼らの夢は、地上にただ一つ残された楽園、 “アイランド”に行くこと。 シェルターでは、“アイランド”行きの抽選が行われており、 リンカーン(ユアン・マクレガー)も、その当選を待ち望む一人。 そんな彼が、シェルターに紛れ込んだ蛾を発見。 「汚染された地上に生物はいないはずでは…」。 疑問が頭をよぎる中、やがてリンカーンは、 このシェルターの、恐るべき真実を知ってしまう。 逃げることだけが生き延びる手段と知った彼は、 “アイランド”行きの決まった、 ジョーダン(スカーレット・ヨハンソン)と共に、 決死の脱出に挑む。 2019年って、もうすぐじゃん。 なぜ、そんなにも地球が汚染されて、 なぜ、こんなところに人が集められて、 なぜ、こんなにも管理されてるのか、 謎だけれど。 と思ったら、そうではなくて…。 人は、人ではなく、「製品」と呼ばれている世界。 人が、子宮でないところで、育ち生まれるところ。 しかも、お好みの成長度合いで! ちょっと羨ましい(笑)。 隔離され、完全に管理された世界。 しかしどこでも、異端分子というものは、 存在するもので。 それって、ものすごーく健康に気を使って、 サプリも飲んで適度に運動もして、 睡眠もちゃんととって、ストレスも溜めないようにして、 定期的に健康診断をしているにもかかわらず、 ガンになっちゃう、みたいな。 15歳程度の知識しか植えつけてなく、 初めて世の中に出たにもかかわらず、 執拗に追ってくるプロたちの追っ手をかいくぐるのは、 生きる本能か。 逃げ出してたどり着いたロスの街が、 とっても近未来。 クローンでない、本物のリンカーンの家が、 なんて素敵。 光が織り成す、階段の影。 空飛ぶバイクに乗っての空中戦は、 まるで、アトラクションに乗ってるような感覚。 障害物を巧みによけながら、目標を撃つ。 というか、いくらクローンの存在がバレちゃヤバいからって、 ここまで派手にやったら、それこそ顧客が、 甚大な迷惑を被ると思うんだけど。 でも確かに、クローンは隔離しておかないと、 彼らが犯した罪を、顧客が被ってしまうことに、 なってしまうのか。 それに自分のクローンとは、会いたくないしね。 いつか自分の役に立たせるために、 自分のクローンが存在していることは分かってても、 それには会いたくないかも。 もしこんなクローン技術が、実現することになったら…。 そうだねぇ。 今んとこ、クローンはいらないと思ってるけれど、 でももし、事故とか怪我とか病気で、 体の一部分が無くなったら、欲しいと思うかもしれない。 どこかの誰かの死を願うよりかは、 精神的にもいいのかもしれないし。。。 最後にやられちゃった、本物のリンカーン。 クローンなんかを作ろうとした人間への、天罰か。 だとしたら、気の毒だなぁリンカーン。 気の毒というか、運が悪かったんだな。 他のクローンは、クローンとしての使命をまっとうしたのに、 自分のクローンが、意思を持っちゃうなんて。 最後、クローンたちが壊れた施設から出て行くシーン。 とても感動。 だけれども、彼らは、これからどうやって生きてくんだろう? 子供程度の知識しかなく、生まれて初めての世の中で、 人を食い物にする人間たちに囲まれて。 多分、施設の中が“アイランド”だったんじゃないか…、 って、思わないかしら、と思った映画でした。 クローン人間と、アフリカでの虐げられた人々とを、 「人間以下だ」って、同問題っぽく扱うのは、 ちょっと違うような気もしたけれど。
『パッセンジャー』 Passengers 2017.04.01
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』… 2015.08.30
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』… 2015.08.29
もっと見る
PR
日記/記事の投稿
プロフィール
v_のん_v
SMAPとか映画とか本とか病気とか
キーワードサーチ
カテゴリ
カレンダー
バックナンバー