7787508 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

*モナミ* SMAP・映画・本

*モナミ* SMAP・映画・本

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2006.05.26
XML
カテゴリ:

怪獣の名はなぜガギグゲゴなのか『怪獣の名はなぜガギグゲゴなのか』
著:黒川伊保子


怪獣の名前は、なぜ「ガギグゲゴ」がつくのが、
多いのか。

ゴジラ、ガメラ、キングギドラ、ギャオス、
つい最近見た、『ガメラ対大悪獣ギロン』もしかり。

これをたまたま見て、なんでコイツの名はギロンなんだ?
ギロチン?
と思ったところから、この本を手に取ったのだけれど。

なかなか、興味深い本でした。


かいつまんで言うと、言葉の音それぞれには、
クオリア(五感を通じて脳に入力される知覚情報が、
脳に描く印象の質)があり、それによって、
脳に潜在的に語りかけるもの=
サブリミナル・インプレッションを、解き明かしている。

例えば、「まったり」と「もったり」の違い。
「くったり」と「ぐったり」の違い。
「ぺたぺた」と「べたべた」の違い。

「キリキリ痛む」と、「シクシク痛む」と、
「ズキズキ痛む」の違い。

これらの違いは、言葉では上手く説明できないけれど、
でもなんとなく違う、と感じるはず。
それが、その音の持つクオリアの違いという。

「さおり」さんと「かおり」さん、
「ゆうこ」さんと「ようこ」さん、
似てるような名なのに、
どんな女性かを想像してみる時、
なんとなく性格が違うような感じを受けるのも、
言葉の持つクオリアの違いなのだろう。


そして音のクオリアは、その音を発する時の、
口腔内の動きが脳に与えるイメージに、
影響されているという。

それによると、濁音四音の「B」「G」「D」「Z」は、
その音を発する時の口腔内の動きは、
膨張+放出+振動であり、それはまさに、
男性の本能の快感に直結する音。

だから、「ガンダム」だとか「ザク」だとか「ズゴック」だとか、
その言葉の響きが、いかにもカッコイイだけでなく、
男性の本能に潜在的に訴えかける音だからこそ、
巷に、ガンダム小僧が溢れているらしい。


もっとも「ギロン」が、「ギロチン」から発生したものだとすれば、
音の響きだけではないだろうし、「ガメラ」だって、
「カメ」の形態から生じたものであるのだから、
一概に、音のみの影響だとは、いい難いかもしれない。

Wikipediaの怪獣の一覧を見ても、
ガギグゲゴがつかない怪獣も、多いし。

でも、怪獣好きでもない私にも、すぐに思い浮かぶ怪獣には、
ガギグゲゴがついている=
ガギグゲゴがついてない怪獣は知らない=
あまり活躍の場がなかった、ということだとすれば、
ガギグゲゴ論も、あながち的外れではないのかも。


ともかく、言語が何であれ、
音を発する時の口腔内での舌の位置や、
振動や空気の流れが、脳に潜在的に与える影響は、
無視できない、という説は興味深かったし、とても納得。


ちなみに、私の名は「の」で始まるが、
N音は、ナイーブで私的で内向的な音で、
母音「O」と結びつくと、より一層、
ナイーブさが強調されるらしい。

「O」は、閉じた存在感を喚起させるらしいけれど、
姓名とも、「O」が多く(母音で表すと「OOOUO」となる)、
しかも姓が「O」始まりの私は、
よっぽど存在感がある?(謎)

どちらにしろ「N」も「O」も、
内向的なクオリアを持っているらしいから、
私のこの性格は、名前に由来するということで(爆)。



ランキングも
よろしくお願いします♪


【参考】
◆その他、黒川伊保子の著書は→ 楽天ブックス


♪本日のBGM
Dear WOMAN

本
読書感想

ラブアイコンホームふきだし

★そのほか話題の記事はコチラ→ランキング ブログランキング・にほんブログ村へ

ランキングナビ 






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006.05.26 19:45:04


PR

日記/記事の投稿

プロフィール

v_のん_v

v_のん_v

キーワードサーチ

▼キーワード検索

カテゴリ

雑記

(702)

SMAP

(929)

SMAPドラマ

(279)

SMAPライブ

(218)

映画

(905)

(969)

病気

(228)

仕事

(160)

野球

(174)

旅行

(127)

音楽

(32)

TV

(59)

観劇

(38)

お出かけ

(165)

PC・HP・ネット

(83)

カレンダー

バックナンバー

2024.04
2024.03
2024.02
2024.01
2023.12
2023.11
2023.10
2023.09
2023.08
2023.07

© Rakuten Group, Inc.