＊モナミ＊ SMAP･映画･本

『子ぎつねヘレン』


8歳の少年・太一は、カメラマンの母親の旧友、
獣医・矢島の住む北海道へ預けられた。

彼はある日、目と耳が不自由な、
一匹の子ぎつねを拾い、“ヘレン”と名付ける。

最初は餌も食べなかったヘレンだが、
やがて太一になつくようになる。


子ギツネが、かわいいかわいい♪
これ見て、「キツネ飼いたい！」って、
親を困らせた子は、多いはず。

しかし、ヘレンが苦しむ様は、見てられなかった。
動物は、痛くても苦しくても、何も言えないもんね。


目も見えない、耳も聞こえない。
ミルクを与えても、それがミルクだと分からない。

だけど、かわいがってくれる人、世話してくれる人、
保護してくれる人、愛情を注いでくれる人は、
やっぱり本能で分かるのか。


ヘレンは、見えないから聞こえないから可哀想、
ではなく、お母さんと一緒にいられないから可哀想、
というところが、母親と離れ離れになった子供らしく、
涙を誘われた。


けれども、大人の事情は、いらなかったかな。

微妙にファンタジーで、微妙に友情物語で、
微妙にラブストーリー？
途中、なんとなく眠気を催したのは、内緒で。


子役の子がね、演技がぎこちなかったというか、
ヘタというか。

いや、かわいいんだけどね、なんか不自然なの。
頑張って演技してるのが見えちゃう、っていうか。

こういうの見ると、ハリウッドの子役って、
やっぱすごいよなぁ。


コレ↓も面白かったです♪


『子ぎつねヘレンとゆかいな仲間たち』



『子ぎつねヘレンがのこしたもの』　著：竹田津実

【参考】
　子ぎつねヘレン　公式HP
　Yahoo！ムービー　『子ぎつねヘレン』特集

映画ﾚﾋﾞｭｰ