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2007.01.21
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カテゴリ:映画


『愛についてのキンゼイ・レポート』


今から約50年前。
性について語ることが、タブーだったアメリカ。

大学で動物学を教えるキンゼイ博士(リーアム・ニーソン)は、
恋人との結婚や、学生からの要望をきっかけに、
人間の性の研究に着手。

愛についての350の質問を、全米1万8千人に尋ね、
そのレポートを出版、一大センセーションを巻き起こす。

一躍有名になるも、その衝撃的な内容から
激しいバッシングにより、事態が暗転する。



キンゼイ博士がまとめたのは、愛についての、
というより、「性」についてのレポート。


誰もが持つであろう疑問なのに、誰も尋ねず、
誰も答えてくれない、性に関する疑問。

自分はノーマルなのか、アブノーマルなのか。

誰にも打ち明けられず、悶々と過ごしていた人々に、
一縷の光を投げかけた、「キンゼイ・レポート」。


この時代、でなくても、センセーショナルだったろう。
今でこそ、オープンになったとは言え、
こういう問題というか話題はやっぱり、
デリケートなもので。

隠そうとするから知りたがるし、キチンと教えないから、
間違った知識やら、認識が蔓延するんだけど、
だかといって、開けっぴろげにすることでもないし。

あからさまにすることによって、性欲を助長する、
と反対していた人もいたけれど、
それも一理あるかもしれない。


だからと言って、間違った古い認識のままで、
いいはずがない、と立ち上がったキンゼイ博士。

しかし、あまりにオープンにしすぎるあまり、
博士に反発する、思春期の息子。
性について異常に厳格だった父の、過去を知る博士。
なりふり構わない彼の研究を、ポルノ呼ばわりする人々。
彼によって救われたと言う婦人。


性の研究として、研究対象を訪ね質問し、
研究結果を集める博士。

そこには、「愛」は全く介入してこない。
なぜなら、博士本人が語るように、
「愛は測定できない、愛は科学で分析できない」から。


「性欲の処理」「本能の欲求」という問題だけならば、
数字で表すこともできるだろうけれど、
人間は、「愛」という感情を持っており、
だからこそ、多種多様な形が存在し、
標本を採取するだけでは、計り知れない。

その事実にたどり着くまで、長い時間と、
大きな犠牲を払ってきた博士。


それでも彼の功績は大きく、そして家族、
とりわけ彼の奥さんの貢献を賛評したい映画でした。



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【参考】
 『愛についてのキンゼイ・レポート』
 リーアム・ニーソン単独インタビュー



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最終更新日  2007.01.21 19:30:25


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