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*モナミ* SMAP・映画・本

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2007.03.17
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テーマ:お勧めの本(7212)
カテゴリ:


『アヒルと鴨のコインロッカー』

著:伊坂幸太郎


大学進学のため引っ越してきたアパートの、
隣室に挨拶に行ったところ、悪魔っぽい印象の、
長身の青年に出会う。

初対面だというのに、彼はいきなり、
「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけてきた。

彼の標的は、たった1冊の広辞苑。

そんなおかしな話に乗る気などなかったのに、
なぜか決行の夜、モデルガンを手に、
書店の裏口に立ってしまったのだ。



2年前と現在とが、交互に語られる形で、
物語は進んでいく。

過去と現在を繋ぐのは、「河崎」という男。


自分の使命は、できるだけ多くの女を抱くこと、
と言い放つ色男の河崎と、そんな男と、
そんな男に惚れた自分に嫌悪感を抱いている琴美、
彼女と同棲している、ブータン人の青年ドルジ。

特徴のあるような、それでいて、
どこにでもいるような、登場人物たち。


この3人の関係って、なんか羨ましいな、
と思いつつ読み進めていくと、
予想もしなかった、まさかの展開。

そこで、過去と現在が、ぴったりと合わさる。
おぉっとそうなのか!という快感と、
気持ちのいい裏切りに、最初から読み直したくなる。


広辞苑と広辞林。
アヒルと鴨。
子猫の物語。

琴美も河崎もいなくなってしまったけれど、
彼らの言葉と行動は、ドルジの中で、
しっかりと生きていて。


この素直な青年が、姿を消したラスト。
ブータンに戻っていて欲しい、と願った、
一冊でした。



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よろしくお願いします♪


【参考】
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最終更新日  2007.03.17 14:59:23


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