7787540 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

*モナミ* SMAP・映画・本

*モナミ* SMAP・映画・本

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2007.03.26
XML
カテゴリ:


『マイナス50℃の世界』 著:米原万里


小中学生向け科学シリーズとして刊行された、
米原万里の処女作が、大人の鑑賞に耐える本として、
再び日の目を見ることになった。

加筆修正をするとともに、写真家・山本皓一さんの、
現地カラー写真を新たに加えた。

真冬のシベリアは大河が自動車道になる、
高層建築の基礎は塩水で造る、など、
極寒の驚くべき生活が明らかになる。



読んでるだけで、鼻の奥がツーン…としてきそうな、
マイナス50℃の世界って…。
想像すらできないけど、確実に私は住めない。

住めないどころか、行けない。
居られない。


だけども、そこで普通に暮らしている人がいる。
地球上で一番寒い、北極よりも南極よりも寒い、
極寒の地、ヤクーツクで。

人間って強いなぁ、って、ほんと思う。
何もこんなところに住まなくてもよかろうに、
と思うけれど、その寒さに適応して、工夫して、
暮らしている。


吐く息が瞬時に凍り、睫も凍る、というのは、
聞いたことあるけれど、居住霧という、
人や車が出す水分が瞬く間に凍って、
それが街を覆ってしまうとは、知らなかった。

凍解を繰り返す永久凍土の上にビルを建てるため、
その基礎を固めるには、塩水を流し込めばいい、
って、なるほどそうか…?と驚き&納得。

あまりに寒すぎるから、人も車も、氷の上でも滑らない。
なぜなら、摩擦熱ごときでは、氷が溶けないから。


理科や科学の授業で、聞いたことがあっても、
実際にそうなんだ、と身をもって体験した著者。

バナナで釘を打てるほどではないだろうけれど、
プラスチック製品は、一瞬のうちに凍り、割れるという。


常識を覆す極寒の体験談と、霧に煙る幻想的な写真に、
一度行ってみたい、とちょっと思ったけれど、
本で満足しておくべきだ…と思い直した、一冊でした。



ランキングも
よろしくお願いします♪


【参考】
◆米原万里の著書は→ 楽天ブックス


本
読書感想

ラブアイコンホームふきだし

★そのほか話題の記事はコチラ→ランキング にほんブログ村 本ブログへ

ランキングナビ 






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2007.03.26 22:36:00


PR

日記/記事の投稿

プロフィール

v_のん_v

v_のん_v

キーワードサーチ

▼キーワード検索

カテゴリ

雑記

(702)

SMAP

(929)

SMAPドラマ

(279)

SMAPライブ

(218)

映画

(905)

(969)

病気

(228)

仕事

(160)

野球

(174)

旅行

(127)

音楽

(32)

TV

(59)

観劇

(38)

お出かけ

(165)

PC・HP・ネット

(83)

カレンダー

バックナンバー

2024.04
2024.03
2024.02
2024.01
2023.12
2023.11
2023.10
2023.09
2023.08
2023.07

© Rakuten Group, Inc.