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2007.06.24
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カテゴリ:映画


『バルトの楽園』


1914年、第一次世界大戦で日本軍は、
3万人の大軍を送り込み、ドイツの極東根拠地、
中国・青島(チンタオ)を攻略した。

この戦いに敗れたドイツ兵4700人は、
捕虜として日本に送還、各地の収容所に振り分けられた。

ドイツ人捕虜達は、環境が劣悪な収容所で2年を過ごし、
その後、全国12ヵ所にあった収容所が6ヶ所に統合され、
徳島県鳴門市にある板東俘虜収容所に移送された。

板東俘虜収容所では、松江所長(松平健)の指導の下、
捕虜たちに寛容な待遇をしていた。

パンを焼く事も、新聞を印刷する事も、
楽器を演奏する事も、そして、
ビールを飲む事さえ許された収容所生活の中で、
捕虜達は、生きる喜びを見出してゆく。



みんな、個人レベルでは、いい人たちなのに。
国と国との戦争となると、なんでこんなに、
憎み合えるのか…。

ドイツが降伏した時、日本国中が歓喜する中、
「ドイツさんが可哀相」と、提灯行列をしなかった、
坂東の人たち。

敵としていた相手も、身近で一緒に過ごせば、
敵なんかじゃなく、同じ人間だと分かる。

ドイツ兵に息子を殺され、ドイツ人を憎む日本人と同じように、
日本兵に息子を殺され、日本人を憎むドイツ人がいる、
ということにも、気づく。


ドイツ人役の外国人俳優さんたちが、
日本語の台詞を覚えるの、大変だったろうなぁ。

松平謙や、國村隼がドイツ語の台詞を覚えるのも、
大変だったろうけど。


でもやっぱり「歌」とか「音楽」って、万国共通というか。
言葉が通じなくても、音楽は通じるもんな。

『ビルマの竪琴』なんかでも、歌が心を解きほぐしたけれど、
「そんな都合のいいことあるわけないじゃん」と思う以上に、
実際に歌というものは、人の心を開くものなのかもしれない。

と思った、一本でした。



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【参考】
 バルトの楽園


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最終更新日  2007.06.25 18:44:06


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