*モナミ* SMAP・映画・本
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『アメリカン・グラフィティ』 高校を卒業し、翌日には都会の大学へ旅立つことになっている、 カート(リチャード・ドレイファス)とスティーブン(ロン・ハワード)は、 高校生活最後の夜を楽しもうと、いつものたまり場にやってくる。 そこには、仲間のテリー(チャールズ・マーティン・スミス)や、 走り屋ジョン・ミルナー(ポール・ル・マット)も集まってきていた。 奨学金をもらい、大人の期待を背負って進学するカートは、 大学に行かずこのまま街に残ろうかと悩み、一方でスティーブは、 早く田舎を離れて、大学生活をエンジョイしたいと考えていた。 彼らは、それぞれ様々な思いを胸に街へ繰り出していくが、 夜が更けていくにつれ、その思いも少しづつ変化していく。 アメリカってこういう国なんだぁって驚き、そして憧れたね。 ローラースケートに乗ったウェイトレスとか、野外シアターとか。 ポニーテールにフレアースカートの15、16の女の子が、 ガム噛みながら大きな車運転してたりね。 朝まで大騒ぎしてたりね。 なんて大きな国なんだ、って思ったよ。 色んな意味で。 すっかりオトナになった今改めて見たら、すごいオトナに見えた、 アメリカのティーンズたちも、それなりに子供だったりするけど。 やってることは大人っぽいんだけど、まだちょっと吹っ切れない、 吹っ切るのが怖い、という感じ。 そして、女の子の方がマセてたりして。 男の子は結構純情というかオクテだったりするところがまた、 可愛らしかったり。 高校生活も今日で最後、明日からみな別々の道へ進んでしまう。 その最後の夜を惜しむかのように、町を走り回る若者たち。 たった一夜に色んなものが詰まっている、それが青春。 行く先が決まっているもの、決まっていないもの、 決めかねているもの、決めたくないもの。 たった一夜で何も変わるはずもないと分かっていても、 何かが変わるかもしれない、何かが起こるかもしれないという、 何かしらの期待を捨てきれない、というか。 大人に憧れ、早く大人になりたいと突っ張ってみるけれど、 高校生という庇護された時間と空間にもまだ、甘えていたい。 いかにもアメリカ的な一夜の、まさに落書きのような映像の中に、 そういう、誰でもが持つ感情を全て見たかのような、映画でした。 オリジナル・サウンドトラック
『パッセンジャー』 Passengers 2017.04.01
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』… 2015.08.30
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