*モナミ* SMAP・映画・本
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『もしも昨日が選べたら』 建築士のマイケル(アダム・サンドラー)は、成功したい一心で、 家庭を顧みない仕事人間。 妻ドナ(ケイト・ベッキンセイル)と二人の子供たちは、 楽しみにしていたキャンプも行けず、寂しい思いをしていた。 働きすぎのマイケルは、どれがテレビのリモコンかも分からない。 全ての電化製品を操れる万能リモコンを買おうと、 深夜のホームセンターに出かけ、一風変わった部屋を見つける。 そこには、怪しげな従業員・モーティ(クリストファー・ウォーケン)がいて、 何でも操作できる最先端のリモコンをマイケルに渡す。 それは、電化製品だけでなく、人や時間までも操れる、 夢のリモコンだった。 もしも、昨日が選べたら…。 って、思うよねー。 明日は選ぶことはできても、昨日は選べないもの。 そして、自分で選んだ昨日が今日に続いていると思ったら、 そりゃ選びなおしたい。 しかも今日が分かってるのなら、もっと上手に昨日を選べるハズ。 とマイケルが気づくのは、ずっと後で。 というか、この邦題はちょいと違うような。 原題は『CLICK』。 そう、マイケルは、とりあえず今起こるめんどうなことはすっ飛ばしたい! 家の中に溢れかえっているリモコンも、一つにしたい! と、見るからに怪しい男から万能リモコンを手に入れ、 クリッククリックしまくり! 犬の吠え声はミュートにできるし、都合の悪い時は一時停止。 妻との口論は早送り。 夜のお勤めだってものの数分でフィニッシュ。 さすがコメディ、この辺の動きは抱腹もの。 なんて便利な万能リモコンだ! と喜んだのもつかの間。 タダで返品不可のこの万能リモコン、タダより怖いものはない、 と気づいた時にはすでに遅し。 なんと学習能力のあるリモコンで、今まですっ飛ばしてきた事柄を、 自動ですっ飛ばすようになっちゃった! その間、マイケル自身はオートモードで動いてはいるものの、 心ここにあらず状態。 「成功するまで早送り」なんてやっちゃったもんだから、 成功して、「自分」が戻って来た時は、何年も経ってることに。 「今」の自分は、願ったとおり成功してはいるものの、 デブデブで妻とも離婚、広大な屋敷に一人きり。 同じくデブになった息子に、「お父さんが一緒に運動するって約束を、 守らなかったからだ!」と責められる始末。 そしてここから、「あぁ昨日を選び直したい!」と思っても、自分でなく、 オートの自分がやってきたことだから、巻き戻すこともできず。 再び早送りモードへ。。。 父親の死に目にも会えず、最後に会った時の酷い仕打ちを嘆き、 後悔するところなんかは、思わず涙。 そして息子の結婚式の日(この時息子はスリムになっているけれど、 「義父が一緒に運動してくれたからだ」と言われまたショック)、 雨の降りしきる中、路上で死んでしまうマイケル。 せめてもの慰めは、愛する家族に看取られたことか…。 と思ったら! 毎日を大切に生きよう、正しい選択はその時できなくても、 後で後悔するようなことだけはしないでおきたいと、 コメディなのに真剣に思っちゃった、映画でした。 でもあの万能リモコン、欲しいかも…(笑)。 【参考】 もしも昨日が選べたら 公式サイト
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