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*モナミ* SMAP・映画・本

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2009.02.21
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カテゴリ:映画


『ALWAYS 続・三丁目の夕日』


昭和34年春、東京オリンピックの開催が決定し、
日本が高度経済成長時代に足を踏み入れることになるこの年。

黙って去って行ったヒロミ(小雪)を想い続けながら、
淳之介(須賀健太)と暮らしていた茶川(吉岡秀隆)のもとに、
川渕(小日向文世)が再び淳之介を連れ戻しにやって来る。

人並みの暮らしをさせることを条件に淳之介を預かった茶川は、
安定した生活をするため、そしてヒロミに一人前の自分を見せるため、
一度は諦めていた“芥川賞受賞”の夢に向かって、
再び純文学の執筆を始める。

一方鈴木オートでは、六子(堀北真希)も仕事をこなせるようになり、
順調に取引先が拡大し始める。

そんなある日、則文(堤真一)の親戚が事業に失敗したため、
その娘の美加をしばらく預かることに。

一平(小清水一揮)はちょっぴり反発するものの、
美加を温かく迎え入れる則文、トモエ(薬師丸ひろ子)、六子。

しかしお嬢様育ちの美加は、我侭を言いなかなかなじもうとしない。



もう戦後ではないけれど、みんなまだ戦争の記憶を持ち、
そしてそれを振り切るかのように一気に高度経済成長時代へと、
突入しようとしている頃。

父親は威厳があり、母親は家族を支え、子供たちは路地で遊び、
家の手伝いをし。
近所のおじちゃんおばちゃんは怖かったけれど、みんな家族みたいで。
他人んチの子も自分んチの子も変わりなく気にかけて。

人々がまだ、お金で買えないものがあると信じていた頃。


今より貧しくて不便だったけれども、人々は明るく笑っていた頃。
今より絶対に不便で貧しくてだったはずなのに、
なんでこんなに幸せそうに見えるんだろう?

そして、その時代を知らないはずなのに、
なんでこんなに懐かしい気分になるんだろう?
日本人の心の原風景なのかしら?
もっと若い世代の子たちは、どう感じるかしら?


もちろんこの時代も、いい人ばかりでなく。
人の良さにかこつけて騙そうとする人もおり。
おいしい話に引っかかってしまう、それは今でも変わらないのかも。

それでも殺伐とした感じがないのは、なぜ?
許せてしまうような感じがするのは、なぜ?

人が人としてまっとうに生きることを、誰もが諦めていなかった、
それがたとえ人を騙す悪人であっても。


茶川とヒロミの恋物語はちょっと冗長すぎた感がなくもないけれど、
あの時代(キャバレーでの踊り子とか、こだま号とか)を見せるために、
必要ではあったかも。

しかし、「トランジスタグラマー」ってなんだ?


手作りのワンピースとかオロナインとか、そういう人と人との、
ぬくもりを直接感じられるような濃厚な関係って、
今はほんとに希薄になって。

そんなのめんどくさい、とも思うけれど、ちょっと羨ましかったり。
近所のみんなが座敷に集まって、芥川賞の発表を待ってたりとか。
今じゃ親戚が集まることすら、めったにないことなのに。


父ちゃんや母ちゃんの過去がちょっぴり分かったり、
一平がちょっと異性を意識したり、茶川とヒロミの関係が進展したりと、
前作からちょっと時間は経ったけれど、暖かさは変わらなかった、
映画でした。


オリジナル・サウンドトラック


【参考】

 ALWAYS 続・三丁目の夕日 公式サイト



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最終更新日  2009.02.21 09:51:59


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