*モナミ* SMAP・映画・本
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『俺たちフィギュアスケーター』 マッチョで派手好きのマイケルズ(ウィル・フェレル)と、 ナヨナヨしたナルシスト、マッケルロイ(ジョン・ヘダー)は、 同点1位になったことから世界選手権で乱闘を繰り広げ、 スケート界から永久追放に。 3年後、お互いにスケートへの未練が断ち切れない2人は、 史上初の男子ペアを組んで再びスケートリンクに上がる。 軽く見られて笑えるような映画を…と思い目に付いたので、 見てみました。 いやぁ、笑った! 男ペアでフィギュアスケートって、そのシチュエーションだけで、 十分笑えちゃうけど、その期待を裏切らない笑いどころ満載。 マッチョでセックスアピールむんむんのマイケルズと、 女の子のように繊細なフィギュア界の貴公子マッケルロイ、 まるで水と油、いや、火と氷のような2人は、ことあるごとに対立。 そしてとうとう、同点1位となった世界大会の表彰式で大乱闘、 男子フィギュアスケート界から追放の憂き目に。 過去の栄光なんぞ、どこへやら。 パっとしない毎日を送っているマッケルロイの前に、 彼の大ファンのストーカ男が現れる。 そのストーカー男の言うことには、追放された人間は、 その競技にはでることはできない、すなわち、ペアなら出れる、と。 それを聞いたマッケルロイは、同じく追放されたマイケルズを訪ねる。 もちろん、すんなりと受け入れられるハズはなく、 売り言葉に買い言葉で成立したペア。 日常生活も共にするんだとコーチに無理やり2人暮らしさせられるも、 犬猿の仲の2人は衝突してばかり。 練習だってメチャクチャ。 だけども、スケートへの情熱は少しずつ戻ってくる。 酔っ払って田舎の町のアイスショーに出ていたマイケルズ、 養父に捨てられ、スケート用品店で働いていたマッケルロイ。 それしかできないのだろうけど、それってやっぱり、 スケートに未練がある、と言うことだよね。 その意外な組み合わせと、もともと1位になった2人の実力で、 とんとん拍子に駒を進めていくけれど、強力なライバル出現。 実生活では夫婦の2人が、双子のペアを演じるこの2人もまた、 濃いキャラで。 悪いヤツが痛い目に合うという、お決まりのパターンながらも、 そのマヌケなワルっぷりにまた爆笑。 唯一の1位になれず、養父に捨てられたマッケルロイ、 養子にすらなれなかったマイケルズ、 双子の兄と姉に虐げられ、こき使われていたケイティと、 切なく考えさせられるシーンも、笑いで含みながらも描きつつ。 北朝鮮での衝撃的な映像が明かす超危険な大技に、 男子ペアだからこそできると挑む2人。 それは2人の信頼関係がなければできないこと。 とまぁ、思ったとおりにストーリーは進んでいくのだけれど。 男同士でしかできないリフトやジャンプに感心したり笑ったり。 マッケルロイ役のジョン・ヘダー、どこかで見た覚えが…、 と思ったら、ナポレオン・ダイナマイトじゃないですか! あの口ポカーン、相変わらずだ。 イケメンなのに、どうしてこんな映画(失礼)ばっかりに、 出てるんだろ?彼は。 あまりのバカっぷりと、フィギュアの完成度の高さのギャップに、 大笑いさせていただいた1本でした。
【参考】 俺たちフィギュアスケーター 公式サイト
『パッセンジャー』 Passengers 2017.04.01
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』… 2015.08.30
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』… 2015.08.29
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