『鎮火報』 著:日明恩
「楽して給料をもらいたい」と言い放つ、新米消防士・大山雄大。
だが、不法滞在の外国人アパートを狙った連続放火事件の消火に当たり、
“水をかけると広がる炎”に疑念を持ち、独自の調査を開始する。
だが、やがて第二、第三の凶行が起こり、不法滞在者をめぐる、
哀しい事件に巻き込まれていく。
「日明」と書いて「たちもり」と読むって、どういう由来だろう?
って興味はそこか(笑)。
いや、消防士さんたちの日々の勤務も、とても興味深かった。
大変なんだねぇ。
「消防士なんだから火を消して当然」って、当然じゃないよね。
そこで命を落とすことだって、あるんだから。
主人公、雄大の父親も、消火活動中に、命を落とした消防士の一人。
そんな父親に反発しながらも、自らも消防士になった雄大。
その心は、「さっさと現場を引退して日勤になり公務員の恩給を受けたい」
という不純なもの。
しかし動機は不純でありながらも、文句を垂れながらも、
先輩たちの小言に反発しながらも、仕事はきっちりとこなす。
なぜならそれは、仲間たちの命、そして自らの命に関わることだから。
憎まれ口を叩きながらも、消防士魂の見え隠れする雄大。
彼の友人たちも、個性的で。
特に守の「あの人」が、気になる。
続編の『埋み火』も、ぜひ読みたい。
それにしても消防士って、カッコいいなぁ。
公務員だしぃ旦那にしたいわぁ(爆)。

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【参考】
◆日明恩の著書は→ 

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