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*モナミ* SMAP・映画・本

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2015.06.02
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カテゴリ:SMAP


パルコ・プロデュース公演 burst!~危険なふたり


前の記事で、いやこれはネタバレとかあらすじとかムリ、なんてウダってますが、ここは約束したとおり!(誰と)できる限りの200%レポ頑張ります!


ということで、ここからは完全ネタバレですので、どうしても知りたくない方は、回避してください。
とりあえずざっくりとあらすじを。
記憶頼りなので、ニュアンスですが。
しかも思い出し順につらつら書いてるだけなので、要領を得ないし長いし!
やっぱり回避することをお勧めします(笑)。


DSC_0038.JPG


幕が上がると、上手にデスクとホワイトボードの部屋(といっても壁はない)と、下手にソファとテーブルの部屋。

ある朝、一人の男アオキ(慎吾)が、電話で起こされる。
アオキは赤のパジャマにガウン姿。

警視庁の爆弾処理係のネガミ(剛)からの電話で、「生年月日は!?」「1977年7月…10日、ですけど…」と不審に思いながらも答えるアオキ。
ネガミの要領を得ない話から、アオキの家に爆弾が置かれていることを知らされる。
ネガミはジャンパーに白シャツにサスペンダーに黒パンツにメガネ。

この辺で、斜めに向き合っていた2つの部屋が正面を向き、後ろに下がり、正面向きのまま前にまた出てきます。
なんか事件が起きそうな雰囲気。
舞台上のセットの動きといえば、それだけ。


こんな田舎の一軒家になぜ?と問うアオキに、○○というテロリスト(名前忘れた…)が国会議事堂に設置するつもりだったが、住所の似ているアガタ町のアオキの家に間違って設置してしまったとのこと。

こんな周りが田んぼだらけの家が爆発しても誰にも迷惑かけないからペットのカメを連れて逃げる!というアオキを、アオキの家の近所の公園に、ナントカというここにしか生えていない草があるから守らなくちゃいけないと諭して電話越しに爆弾の処理をさせるネガミ。

爆弾処理班を寄越してくれ、自衛隊は!?と焦るアオキに、爆発まではあと50分しかない。
東京からは間に合わない、とネガミ。
何もなくても事故とかで30分後に君は死ぬかもしれないけど、今は50分は生きられるのは保障されている、とポジティブ屁理屈なネガミ。


まずは電話越しの2人の意思疎通ができているか、と、アオキの家から駅までの道のりの説明を、ホワイトボードに描くネガミ。

家の前の国道を真っ直ぐ…右に…左に…池があって…また池が…と説明するアオキだが、ホワイトボードのスペースがなくなり、消して書き直すネガミ。
再び説明してもらうと、今度は逆方向への地図。
「さっきのは歩いて行く場合、今回のは車!」
お地蔵さんが32個(数違うかも)…に、小さい丸をたくさん描くネガミ。

せっかく書き直したホワイトボードもスペースがなくなり、もういい、僕が悪かった、と次はアオキにバナナと裁縫道具を持って来させる。
針に糸を通し、それをバナナのここに刺し、ここに刺し、ここに刺して針を抜いて、と説明するネガミ。
その通りにすると、なんと皮を剥いたバナナが半分に切れている!

アオキ「時間がないのに!」
ネガミ「手品とかで使えるでしょ」

などというやりとりが。


バナナの前かな、携帯にかけ直す、というネガミに、じゃぁ番号を教えます、というアオキに、君の番号は知っている、とネガミ。
「この短時間で、どこまで僕のことを調べたんですか!」
「住所と電話番号と…」
「僕の全てですよ!」

携帯にイヤホンを差し込んで、とまで指示したはいいけれど、イヤホンジャックを差し込んでイヤホンを耳に挿してないアオキにはネガミの声が届かず、叫ぶネガミ。
イヤホンを耳に挿し「あ、聞こえた」
こういうちょいちょいとしたネタで笑いが何度も。

「アオキさん、それは子機?親機?」
「お焼き?」というのとか(文字にすると面白くないな)。


爆弾をそっと持ってきてください!とネガミの指示通り、緑色のドラム缶のようなものを持ってくるアオキ。
「どんな形ですか?」と尋ねるネガミに「お茶の缶のような…」と答えるアオキ、その絵をホワイトボードに描くネガミ。

「サイズは?」「分かりません」「千円札は持ってる?」「あります」
パジャマの尻ポケットから千円札を出すアオキ。
「千円札の長さは15cmだからそれで計って!」「25cm×25cm…」「それはお茶缶じゃないよ!ゴーフルだよ!」「僕にはお茶缶のようなのに見えたんです」「情報は正確に!」
というやりとり。
全てニュアンスです、すみません。


缶の上にはお尻の絵が描かれてる、とアオキ。
お尻?缶を180度回してみて、とネガミ。

「お尻じゃない、ハートだ!」
「やっぱり!エンジェルハートっていうテロリストの爆弾だな!大丈夫!その手の爆弾は3回成功してるから!」
「さっきは○○って言って今度はエンジェルハートって、一体どっちなんですか!」とパニくるアオキに聞こえないように小声で「今度こそ成功するぞ」とネガミ。

「そのタイプの爆弾はコードを切れば大丈夫だ」
「赤か青か、みたいなのでしょ!テレビとか映画でよくある!」

まず爆弾を取り出すから、蓋を開けてとネガミ。
「缶の蓋がテープで巻かれてる!」
「剥がしてください!」
「切れ目が見つからない!」
「親指の爪で!」

爪でカリカリするアオキ、切れ目があった!とテープをぐるぐる剥がす。
冷やした方がいいと思って、とコールドスプレーを爆弾にシューシューするアオキ。

やっと取り出した爆弾だが、コードはどちらも黒。
「赤か青かなんて、テレビでしかないんだよ!」とキレるアオキ。
「太い方を切って!」
「同じくらいで分からない!」
アオキの説明とネガミの指示が食い違ったりで、缶に頭を突っ込んで四苦八苦のアオキ。


そこで暗転!
なんと!
剛と慎吾が入れ替わった!
パジャマのアオキが剛に、爆弾処理の白シャツサスペンダーのネガミ(途中で熱くなった剛ネガミがジャンパーは脱いでる)が慎吾に。

すごい。
衣装も、まるっきり全部入れ替わってる。
でも、何もなかったかのように、お芝居は続きます。


無事に爆弾を取り出して一安心。
「家にソファとクッションはありますか?」と、まるでアオキの部屋の様子まで知ってるかのようなネガミ(慎吾)。
知ってるのは当たり前なんだけど、さっきまでネガミがアオキだったんだから(ややこし)。
そういう「クスッ」っとするような雰囲気がね、文字じゃ伝わらない(悔)。
「あります」と、そこに爆弾を置こうとするアオキ(剛)に、「そこには置かないで!床にクッションを置いてその上にそっと!」と指示するネガミ。


ほっと一安心。
しかし缶は2重底になっていた!
ねじ止めされている底のねじをマイナスドライバーでキコキコはずすアオキ。
マイナスドライバーとねじ山についての薀蓄を語るネガミ。
僕はマイナスドライバーの方が好きなんです、とアオキ。

慎重に、こういうのはねじが起爆装置になってる場合もあるから、とのネガミの言葉にも構わず、「取れたー!」とアオキ。


君は何者だ?
田舎に住んでいる男がバナナのことをフルーツと言ったり、パジャマの尻ポケットに千円札を入れていたり…と、何か含みがあるような。
あれ、このセリフ?どの場面だ?
しかも、慎吾ネガミが剛アオキに言ったのか、剛ネガミが慎吾アオキに言ったのか…?
あれ…?
東京でITで成功したけど、半年前に田舎に越したアオキの素性がチラリと。


底を外すと、一回り小さい同じような缶が。
それはテープでぐるぐる巻きではなく、南京錠が。
「こういう、差し込んで…錠前みたいな」と説明するアオキに、「それは錠前だ!」とネガミ。

途中で、「あきらめるなー歯をくいしばれー」と歌い出すネガミ。
それに反応するアオキ、「同世代ですか?いくつですか?」
なんだ一つ下か、いばってるのに、とかなんとか。

その歌詞の一部が2人で記憶が違ってて、自分の方が正しい、と主張する2人。
お客さんに確かめるが、でもそんな歌、当然誰も知らないけど、「なんで知らないのよ」とキレるネガミ。


南京錠を開けるには溶かすしかない、家にトースターはあるか、と、トースターと、さっき取り出した爆弾の火薬で溶かすことにする。
ドキドキしながら待っていると、チーン!とトースターが軽い音で鳴り、無事南京錠を開けると、そこには青と赤のコードにつながれた爆弾が。
青か赤か!?
アオキがとっさの判断で正しい方のコードを切り、ここで初めてアオキとネガミが顔を見合わせ、お互いの健闘を称えあう。

ここの2人の表情は、もう、ほんとに称えあってるというか。
見えないハズのお互いに、ここまで2人で力を合わせてやってこれたね!って、お芝居に対して健闘、のように見えた。
千秋楽だし。
なんか、涙。
でも、まだお芝居は終わらない。


もともと離れた場所にいるという設定を超えて目を気持ちを合わせた2人が、何事もなかったかのようにまた別々の場所に戻る。

ふと、その小さい缶もまた2重底になってることに気づいたアオキ。
「もう時間がない!もういいから!アオキさん!逃げて!あの草はもう絶滅してたんだ!逃げて!!」というネガミの叫びなど届かないかのように、何かに憑りつかれたように缶のテープをぐるぐるぐるぐる剥がし続けるアオキ。
その顔が、ゾっとするほどうっとりと諦めきった表情で。

その後は…どうなったのか。
そこで、お芝居はおしまい。


という風に、文字で書いてしまっては、何のことやら。
文字では言葉では、このお芝居のあらすじを語ることが満足にできない。
設定は説明できるけど、随所にちりばめられているネタとかオチとか、2人の絶妙なやりとりによって起こる笑いとか、もう見て!としか言えない。

お互いがお互いを見ていないのに、ものすごい量と速さと間髪を入れない台詞の応酬。
しんつよのいつものノリさながらに、ボケもツッコミもナチュラルすぎて、どこまでが台詞でどこがアドリブなのか分からない。
剛がカミカミなのも、台本通りなのかアドリブなのかも分からない(笑)。
ヘラっという感じをわざと醸し出してからのあのラストなのか。
それとも、素でヘラっちゃってるのか(笑)。


入れ替わった2人が、入れ替わる必要があるのか。
三谷さんは必要ない、とおっしゃってたらしいけど、どちらのアオキも有りだし、どちらのネガミも有りだし、お互いがお互いに憑依しちゃってるみたいな。
中身が入れ替わっても役は同じだから、同じキャラクターを演じてるハズなのに、やっぱり違う。
一言で言えば、慎吾は穏で、剛は熱。


そしてラスト。
もうずっと笑いっぱなしだった劇場内が、ラストのワンシーンで、凍りつく。
熱せられた剛が発する、ものすごい冷気。
剛の演じる秘めた狂気には気づいていたけど、あそこまで凍った狂気を発するとは。

やっぱり、あの狂気は剛演じるアオキがハマり役だったな。
だから入れ替わってよかったのかも。
いや、慎吾演じるアオキでも、きっとものすごく怖かったハズだ。
うーん、どっちも見てみたい!

慎吾がパンフで、「『いやぁーっ!』と感嘆の声を挙げて、そのまま作品に語り始めていただけるような作品にしたい」と語っているけれど、まさに、「いやぁーっ!」の一言に尽きる。
実際、その後のお茶→晩ご飯までずっと、一緒に見たさゆぽんと語りが尽きなかったからね。


あれー、ただのあらすじと感想が長すぎて、フリートークを書く文字数が(爆)。
次の記事で、書く、かもしれない(笑)。





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最終更新日  2015.06.03 02:21:20
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