地球温暖化は本当か?
最近読んだ本で、興味深いものの紹介です。「地球温暖化は本当か?~宇宙から眺めたちょっと先の地球予測~」現在、地球温暖化が叫ばれていて、ツバルが水没するとか、バングラデシュがひどいことになってるとか、日本近海の海もだんだん暖かくなっていて珊瑚礁が北上してるとか言う話を聞くと、本当に地球温暖化は進んでいるな、、と感じるわけですが、そして、その温暖化が二酸化炭素を始めとする温室効果ガスなるものによって引き起こされている、という論調なのですが、本当にそうなのか?ということを大きな視点で書いてあります。温暖化しているかどうか?というのは、今まで国際会議とかで発表された資料は都合のいいところ(期間)だけ取り出してきて論じていることが多くて、実際には地球は数百年、数千年で見るとサイクリックに温暖化→寒冷化→温暖化を繰り返しているはずなのだが、最近部分だけ取り出して温暖化してる!と叫んでいるだけではないか?というのが筆者の論点。なぜこんなことになっているかというと、「温暖化」をテーマとすると研究費がおりやすい最近の風潮と、それによってなんらかの権益が発生するため、政治的にそのテーマが利用されやすい風潮にある、とのこと。また、地球を何万年、という周期で見たとき、あるいは太陽の周期から見たとき、やはり周期的に温暖化、寒冷化を繰り返しているはずで、人間が人為的に温室効果ガスを出したかどうかなんて、ほとんどゴミみたいなもので、そんなのがもし今地球を温暖化しているにしても、他の要素から比べたらほとんど誤差の範囲ではないのか?ということ。(あるいは、二酸化炭素が増えたから、温暖化した、ということなのか、温暖化したから二酸化炭素が増えたのか、ということは後者かもしれない、温度が上がると、海水が貯めていた二酸化炭素が空気中に放出される)大体、全体的にそういうことでした。(僕が書くと、信憑性ないわけですが、本書ではあんなことも報告されてる、こんなことも報告されてる、そんな詳しいことは今の技術では調べようがない、とか大変詳しく報告されています)今「温暖化」と「CO2削減」が叫ばれているわけですが、僕たち自身、マスコミや世論にインプリされてそのような気分になっているだけかもしれない、もうちょっと視野を広げて物事捉えないといけないかもしれない、、そんな気持ちにさせる一冊でした。よかったら、読んでみてください。えー、そうなの?なるほどな~、というようなことがたくさん書いてあります。いろんなことを批判的な目で一度見てみることは大切なことですね。本書はそういう視点を与えてくれる、いい書だと思います(^o^)