SINGLES
モンキーズの作品にはシングルのみで発売された曲がわりと多い。シングル盤には国籍、年代によって違うミックスが収められていることはほとんど無い。しかし、国内で発売されたベスト盤にはこれらの曲が違う状態で収められていることがある。「疑似ステレオバージョン」である。いまや、あまりなじみのない言葉であるが、60年代には良く聞かれた言葉である。モノラル音源をイコライザー、エコー処理などを施してステレオ化(というかステレオに聞こえるように)することである。結果的に違和感があるもののとりあえず左右のスピーカーから違う音が聞こえてくるのでステレオといえばステレオである。国内盤のGOLDEN ALBUMには、WORDS、A LITTLE BIT ME,A LITTLE BIT YOU、THE GIRL I KNEW SOMEWHWRE、PLEASANT VALLEY SUNDAYが、
GOLDEN ALBUM VOL2にはD.W.WASHBURNが、GOLDEN STORY(ビクター盤、WORDS、PLEASANT VALLEY SUNDAYは真性ステレオ音源に差し替え)にはITユS NICE TO BE WITH YOUがで、さらにベル盤GREATEST HITSにはLISTEN TO THE BANDが疑似ステレオで収められている。
A LITTLE BIT ME,A LITTLE BIT YOUの真性ステレオバージョン(手拍子が入っていない)はARISTA盤CDに収められていたが現在入手困難。
ARISTA盤THEN AND NOWに収められたTHE GIRL I KNEW SOMEWHEREはこれでしか聴くことが出来ないオリジナルモノミックス。ピーターのハープシコードソロの中間から入ってくるコーラスが無いバージョン。
LISTEN TO THE BANDに関してはPRESENT以外のアルバムに入っていてもモノラルか疑似ステレオどちらかである。そもそもPRESENT収録バージョンが疑似ステレオであったためで、真性ステレオバージョンはLISTEN TOTHE BANDボックスセットに収録する際に初めて作られた。疑似ステレオには2種類あって曲の後半のブレイクの部分(オルガンの音のあと)でのみ楽器の音が左右に動くバージョンとはじめから最後まで疑似ステレオのバージョンがある。前者はBELL盤GREATEST HITSに、後者はGOLDEN ALBUM VOL,2に収められている。
米Rhinoのピクチャーディスク"Monkee Business"の再販盤LPおよびカセット版に収録されたSomeday Manは曲の頭にホーンセクションの音、ドラムスティックによるカウントが入っている。
1986年に結成20周年記念でDaydream Believerのリミックス盤を収めたシングル盤がリリースされた。ドラムとベースをオリジナルのものと差し替えて
ピーターのピアノ、マイクのギターなどがクリアに聞こえる。
現在CD化されておらず、このシングルでしか聴くことが出来ない。
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