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カテゴリ:日常
祖母とお寺にお彼岸のお参りに行ってきました。
祖母がお寺で頂いて冊子を「読んどきなさい」とくれたのでパラッとめくるといい事が書いてありました。 ちょっぴり物知りになったかな?ご参考まで… 「暑さ寒さも彼岸まで」ということわざがあるように、厳しかった夏の暑さに別れを告げ、涼しさが感じられる秋彼岸の時節となりました。各寺院では法要を営み、人々の先祖の墓に詣で、家庭では、おはぎなどを作って仏壇に供え、先祖の供養を行います。 「彼岸」とは、こちら側の岸(現在私たちが生きている世界)に対する、向こう側の岸、つまり極楽浄土を意味します。 「お彼岸」は、春分と秋分の中日をはさんだ前後三日間の計一週間に行われます。法然上人が浄土宗を開く上で師と仰いだ中国の善導大師が「中日には太陽が真西に沈むので、日没の彼方にある極楽浄土お想い、敬慕の心をもつべきである」と説いているように、太陽に沈む方角に向かって、極楽浄土に想いをよせ、今の自分を育んでくださった先祖に感謝し、極楽浄土に往生したいと決心を新たにするのが「お彼岸」なのです。実はあまり知られていませんが、この行事はインドや中国でも行われていない、日本独自のものです。その起源は古く、『日本後紀』や『源氏物語』などにも記されています。 国民の祝日に関する法律に、春分の日は「自然をたたえ、生物をいつくしむ」、秋分の日は「先祖をうやまい、亡くなった人々をしのぶ」とうたわれています。 最近の私たちは、何に対しても感謝をする気持ちが薄らいでいるように思われます。ぜひ、お彼岸には、家族そろってお念仏をとなえ、先立たれたご先祖を偲び、感謝の気持ちをささげましょう。 人間は、決してひとりでは生きていけないのですから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年09月23日 23時27分03秒
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