全て
| カテゴリ未分類
| ブログ
| 映像作品(映画、DVDなど)
| 観劇
| スキンケア・コスメなど
| お気に入りグッズ
| ひとりごと
| 秘密の扉(Secret)
| 読みもの
| 美術館・博物館
| 音楽
| 歌舞伎関連
| ことば
| うごき
| おもい
| 能楽関連
| 宝塚関連
| ドラマ
| クラシック
| KOKIAさん関連
| 文化活動
| 年中行事(日本の季節を味わう)
| 愛する文具たち
| 心躍るグルメたち
カテゴリ:観劇
(公式サイトより) 夢のようなひととき…。 玉様の「藤娘」、しかと目に、我が記憶に焼き付けました。 今年一月に松竹座で観た「藤娘」は 珍しい「潮来(いたこ)」版でしたが、 今回は藤娘といえばこれ!という「藤音頭」の方。 美しい藤の精の踊りです。 まずハッとしたのが、若返られました?と感じるほどの玉様の美しさ。 その初々しい可憐さに、蕩けそうになりました。 セット衣装踊り全てが完璧に調和された芸術で。 踊りがはじまったとたん、わたしの世界から言葉が消え去り、 白昼夢って、こんな感じなのかな、という感覚の中に。 ただただ、無になって観ていました。 が、終盤では客席に沢山目線を下さったので、 目が覚めたかのように、ドキドキ。 私は玉様の藤娘が大好きなので、 もっと観たい!という気持ちはもちろんあります。 けれども、これが最後。 泣いても笑っても、これが最後の藤娘。 (気が変わって、もう一回踊って下さらないものか…) 夢にまで見た玉様の藤娘を生で観たのだから、 それだけで満足しなければ!いけないですね。 あの芸術的空間で息をしていられたのだから。 この経験はわたしの一生の財産です。 (玉様の舞台は全て、そうですが…) 死ぬまで、大切にしていきます。 「高尾」は、初めて見たのですが、 余韻がとてもあるしっとりとした踊りでした。 最後はなかなか辛い描写もありましたが、 一枚の動く絵画のような、 四季の彩が目に浮かぶかのようで。 一枚の葉がはらはらと舞い降りてくる角度まで、 計算し尽くされていると感じる、舞台。 こちらは、また踊ってくれるかな? 淡い期待をしておきます。 口上で、 「長唄囃子の方々が体調不良で、今回は急遽お若い方々に頑張ってもらいます。 聞き苦しい点あるかと思いますが、ご寛容の程をお願い致します…」というような、お詫びを言われていて。 確かに、いつもよりも顔ぶれが若い方が多いな?音が少ないかな?と感じましたが、特に気になることもなく。 まあ、素人なので、そんなものだと思いますが、 他の観客もおそらく同じことを思われたのだと思います。 熱い想いがこちらまで届くような演奏でした。 終演後は、劇場一体すごい拍手で! 急な登板で大変だったでしょうに、 魂を込めて演奏して下さった皆さんに、 喝采を送りたいです。 来月は、初めての歌舞伎の怪談話。 ちょっぴり不安ですが、楽しみです。 . お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年09月08日 18時17分56秒
コメント(0) | コメントを書く
[観劇] カテゴリの最新記事
|