090271 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

ひかりの風舞う丘に~物語のつづき~

ひかりの風舞う丘に~物語のつづき~

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2023年03月15日
XML
カテゴリ:観劇



公式サイトよりお借りしました)

大阪のサンケイホールブリーゼに来るのは久しぶり。
本日は、中村屋の巡業でした。



まず、中村屋一門の皆さまの
「元禄花見踊」の感想から。

前回見た、去年夏の玉三郎様の公演では、
灼熱の京都での花見踊でしたが、
今回は、春。
しかも、東京では桜の開花宣言があったという
ちょうどピッタリのタイミング。
まさに、今見るべき踊りですね。

のどかで麗か。
中心でいてうさんが踊っていると、安心感があります。
皆さん、和やかな雰囲気で客席も春のあたたかい空気に包まれるような、素敵な踊りでした。


次の「仲蔵狂乱」は、
シリアスな舞踊なのかな、という予想を大きく裏切った、
ゆったりしたもので。
演奏も踊りも難しい、とトークで仰っていた通り、
始終激しい動きはなく、春霞が漂うぼんやりとした不思議な雰囲気。
狂乱物であるけれど、狂ったフリをしているという設定らしく、時々正気に戻っている所が見どころなのだそうです。
薄い紫の衣装を着た、勘九郎さんの美しさと色気で
ぼんやりしている内に、あっという間に終わってしまいました…。



「相生獅子」は、
七之助さんと鶴松くんの息の合った
珍しい女方での毛振り。
通常の石橋物の勇壮な舞ではなく、華やかで神秘的な美しさの獅子たち。
座ったままの毛振りは難しく、鶴松くんも初めてだそうで、今はされることは無いですが、こちらが古い形なのだとか。

視覚的にもですが、二人の動きが隅々まで美しくて。
少しの角度まで、寸分のズレもなく。
さすが、兄弟!と喝采を送りたくなる、圧巻のパフォーマンスでした。
まだまだ、見足りない。もっと見ていたい!と思う踊り。
また、どこかでやって欲しいです!






恒例のトークコーナーは、
勘九郎さん、七之助さん、鶴松くんが
観客からの質問に答えるというもの。

私の質問は、抽選では当たりませんでしたが、
いつものように和気藹々とした雰囲気でのトーク。
今日は鶴松くんの誕生日!ということで、
皆で拍手。
七之助さんからはスニーカー、勘九郎さん一家からはキャンプ用品を貰ったそうです。

「体調管理や鍛えるためにしていることは?」という質問には、
勘九郎さんは、コロナで通っていたジムに今は行けていないけれど、家でトレーニングをやっている、とのこと。
七之助さんは、歌舞伎座の近くにあるドクターストレッチに行っている、と。ボイストレーニングもされているそうです。
鶴松くんも、ジムに通っている、と言っていました。

そして、三人が共通して愛用しているものがあって、
それはパワーブリーズ!
歌手やアスリートの方の間で流行っているとは聞いていましたが、
まさか歌舞伎役者さんも使っているとは。
七之助さんは「本当に効果がある!踊りで息が切れなくなった」と大絶賛。
勘九郎さんは自ら「こうやるんですよ」と実演してくれて。
階段でも息切れしなくなるそうです!
私も試してみようかな、と少し思ってしまいました。

身体のケアはどれだけやっても、すぎることはないもの。
長く舞台に立ち続けて頂く為にも、
くれぐれもお体には気をつけて。
各々、体調管理に精を出して下さるよう!
念を飛ばしている観客が大勢いたに違いありません。
だって、「いつまでも元気で舞台に立つ姿を見たい」
と思うのがファン心ですから。













演目(公式サイトより)

一、トークコーナー

ニ、元禄花見踊

元禄の男 中村 いてう
元禄の男 中村 仲助
元禄の男 中村 仲侍
元禄の女 中村 仲之助
元禄の女 中村 仲四郎
元禄の女 中村 仲弥
元禄の女 澤村 國久

桜の花が咲き誇る春爛漫の上野の山に元禄の派手な装いの人々が集い、思い思いに花見を楽しみながら当時の風潮に溢れた舞を見せます。
元禄時代の華やかな賑わいを舞台にした春の幕開けに相応しい心浮き立つ一幕を楽しみ下さい。



三、仲蔵狂乱

小野良実 中村 勘九郎

出羽国の郡司小野義実は娘の小野小町を悪人から逃がすと、その言い訳のために狂人の姿を演じます。
舞踊の名手と語り継がれている初代中村仲蔵が演じた狂乱物で、近年では上演されることの少ない希少な演目です。
勘九郎渾身の舞台をご堪能下さい。



四、相生獅子

姫 中村 七之助
姫 中村 鶴松

とある大名家の大広間に姿を見せた二人の美しい姫君が、四季折々の情景や女心を艶やかに舞います。そして手獅子を使って花や蝶に戯れる獅子の姿を踊るうちに獅子の精に取り付かれた二人は…。
現存する最古の「石橋物」と言われている古風で品格のある作品を七之助と鶴松がお届けします。







.





メモ









.





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2024年04月16日 17時23分15秒
コメント(0) | コメントを書く
[観劇] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.